日本から自分好みの1台が注文できる! キャデラック、「CTS-V」のプレオーダー受付を開始
ゼネラルモーターズ・ジャパンは21日、ハイパフォーマンスなキャデラック「Vシリーズ」の最新モデル「ATS-V」および「CTS-V」のカスタム・プレオーダー・キャンペーンを、同日より8月23日まで、全国の正規販売店で行うと発表した。

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2004年に米国で初代が登場したキャデラックの「Vシリーズ」は、アメリカを代表する高級車ブランドの1つとして誰もが認めるキャデラックのラグジュアリー・セダンをベースに、そのモータースポーツ部門であるキャデラック・レーシングのテクノロジーを注ぎ込んだスーパー・スポーツ・セダンだ。その特長は、日々の街乗りで味わえる洗練された快適性と、そのままサーキット走行にも対応するほどの高いパフォーマンスを両立することにあるという。キャデラックのラグジュアリーな面に関しては我が国でも昔からよく知られているところだが、一方でそのレース部門は、北米で開催されているGTレース「ピレリ・ワールドチャレンジ」において、2005年と2007年、そして2012年から3年連続でマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得するほどの活躍を見せている。その参戦車両の遺伝子を受け継ぐロードカーが、今年1月の北米国際自動車ショーで3代目がデビューした「CTS-V」だ。



同じく3代目となったキャデラックの現行ミドル・セダン「CTS」をベースに、カーボンファイバー製ボンネット...ではなく"フード"下に搭載するV型8気筒OHV直噴エンジンは、先代と同排気量の6.2リッターながら、よりコンパクトで高効率なスーパーチャージャーの採用などによって、最高出力は564ps/6,100rpmから649ps/6,400rpmへ、最大トルクも76.1kgm/3,800rpmから87.2kgm/3,600rpmへと大幅に向上した。いずれも直接のライバルとなるドイツ製高性能セダン(はっきり名前を出せば、BMW M5とメルセデスAMG E63S)を凌ぐ。先代の6速から8速に進化したトルクコンバーター式ATとの組み合わせで後輪のみを駆動し、0-60mph(約96.6km/h)加速は3.7秒。最高速度は公式リリースには掲載されていないが、ゼネラルモーターズ・ジャパンでプロダクト・マネージャーを務める中野 哲氏に訊くと「200mph(約322km/h)出るらしいですよ」と嬉しそうに教えてくださった。

先代型は敵の本拠地とも言えるドイツ・ニュルブルクリンク北コースで、2008年に4ドア・セダンとして当時最速の7分59秒というラップタイムを記録したことがある。さらに軽量でパワフルな新型がこれを上回ることは想像に難くない(まだ計測していないそうだが)。




剛性が高められた前:マルチリンク・ダブルピボット・マクファーソン・ストラット式、後:5リンク式のサスペンションには、1,000分の1秒単位で路面状況を読み取り、磁性流体によって4つのダンパーを個別に制御可能な第3世代の「マグネティック・ライド・コントロール」を搭載し、これに連動するドライバーモード・コントロールにはサーキット向けの「トラック」モードを用意。さらに「パフォーマンス・トラクション・マネジメント」はトルク制御やブレーキ制御を5種類のモードから選べる。前265/35ZR19、後295/30ZR19サイズのミシュラン製「パイロット・スーパー・スポーツ」タイヤを装着した19インチ専用ホイールは、先代型のものより剛性が45%も高められているという。4輪ともブレンボ製ブレーキが装備され、制動力ももちろん強化されている。




ミドルクラス・セダンというカテゴリーに属するCTS-Vのサイズは、全長5,045mm × 全幅1,870mm × 全高1,435mm、ホイールベースは2,910mm。例えばレクサスと比較すると、全高とホイールベース以外は「GS」より「LS」の方に近い。先代より僅かに大型化したにも関わらず、日本仕様の重量は30kgほど軽くなっている。

重量バランスの最適化と補強が施されたボディは、通常のCTSより剛性が20%向上しており、空力性能や冷却性能の面で改良されたエクステリア・パネルは、ベース車と共有する部分はほとんどないという。もちろん5人がゆったり乗れる室内の広さや、車内の快適装備、安全機能などは標準のCTSと同等だ。



日本仕様の価格は「CTS-V セダン Spec-A」が1,330万円。フロント・スプリッターやフードベント・トリム、リア・ディフューザー、リア・スポイラーなどがカーボンファイバー製となる「カーボンファイバー・エアロ・パッケージ」と、レカロ社製シートが備わる「Spec-B」は1,495万円と発表された。

だが、今回のカスタム・プレオーダー・キャンペーンでは、Spec-Aに標準のナビゲーション・システムや、スウェーデッド・マイクロファイバーが採用されたステアリング・ホイールとシフター(上の写真)が装備されない(普通のレザーになるそうだ)ベース・モデルを、40万円安の1,290万円という価格で設定し、これにGMが輸出仕様向けとして用意している全てのオプションから自由に選択した車両をオーダーすることが出来る。例えば、Spec-Bではカーボンファイバー・エアロ・パッケージとセットになるレカロ・シートも単独でオーダーでき、ボディ・カラー(全6色)とインテリア・カラー(全3色)、さらにブレーキ・キャリパーのカラー(全3色)も好みの組み合わせが可能になる(通常のカタログ・モデルでは組み合わせが固定されるそうだ)。選べる仕様は全部で1,296通りにもなるという。来年の第一四半期(1〜3月)以降になるというデリバリーも、このプレオーダーで注文した車両が優先的に生産されるため、まさにGMジャパンが言うように「自分好みの特別なCTS-Vを、いち早く手に入れることが出来る」わけだ。

購入をお考えなら、この機会にオーダーしない手はないと思われる。以下のURLから公式サイトをご覧の上、お近くのキャデラック正規販売店まで。よりコンパクトなATS-Vについては、こちらの記事をどうぞ


キャデラック 日本公式サイト
http://www.cadillacjapan.com/


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By Hirokazu Kusakabe

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