ポルシェ、「ボクスター」と「ケイマン」の生産をすべて本社工場へ移転
ポルシェの「ボクスター」と「ケイマン」は、これまで各地の工場で生産されてきた。だが、最新の発表によると、これらのエントリーレベル・モデルは、本社のあるシュトゥットガルトで再び生産されることになるという。この決定は、ポルシェが予定している大規模な投資プログラムの一環として、同社から17日付で明らかにされた。

ポルシェは同社の施設拡張のため、新たに11億ユーロ(約1,480億円)を投資する意向で、この計画にはドイツ国内のツッフェンハウゼン工場、ルートヴィヒスブルクのセールス&マーケティング部門、そして有名なヴァイザッハ研究開発センターが含まれる。これらは全て、2020年までにアップグレードや改装が行われるとのこと。しかし、今回の計画で最大規模となるのは、シュツットガルトの郊外に位置する昔からの本拠地、ツッフェンハウゼン工場の組立ラインの拡張だろう。

パナメーラ」、「カイエン」、「マカン」はライプツィヒの第2工場で主に生産されている一方で、「911」はツッフェンハウゼン工場で製造されている。ボクスターとケイマンも同工場で生産されているが、生産能力を超える台数分は他社に委託されており、その筆頭がフィンランドのヴァルメト・オートモーティブで、その次がドイツ・オスナブリュックにあるかつてのカルマンの工場だ。だが、こうした外部での委託生産は、現行モデルとその後継モデルも含め、2016年8月で終了になるという。

組立工場の拡張に加えて、ツッフェンハウゼンではボディ工場とエンジン製造工場も新設される。また、この計画の実施過程で、ポルシェはいかなる従業員も2020年まで解雇しないことを取り決めている。なお、本計画は同社の従業員を代表する労働組合と執行委員会によって発表されたもので、実行には監査役会の承認が必要となる。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】ポルシェの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!