アウディがターボチャージャーを搭載するエントリーモデルの「R8」を検討中
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発売されたばかりの第2世代アウディ「R8」は、同社の格言である「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」をまさに体現したスーパーカーだ。その走りは誠に素晴らしいものだが、もしこのラインアップにエントリー・モデルが加われば、さらなる売り上げが見込めるに違いない。実はそんな噂の信憑性が高くなりつつある。アウディの役員が、数年以内にターボチャージャーを搭載したエントリー・モデルの「R8」を発売する予定があると発言したのだ。

オーストラリアの自動車情報サイト『Motoring』によると、アウディの技術担当取締役ウルリッヒ・ハッケンベルク氏は、「ある時点で(R8への)ターボチャージャー採用は避けられない。それは現行のモデルサイクル半ばでの投入となり、R8のラインナップをより充実させることになるだろう」と語ったという。過給機について率直にコメントしている同氏だが、V10エンジンのポジションも揺るぐことはなさそうだ。「今日では自然吸気エンジンは特別なものであり、顧客も満足している。だからと言ってターボ・モデルを導入しないということではない。ただ、自然吸気モデルも継続するということだ」と述べている。

ハッケンベルク氏の説明で不十分ならば、アウディのハイパフォーマンス・モデル担当子会社、クワトロGmbHのチーフであるハインツ・ホラーウェガー氏が『Motoring』に語った内容が明快だ。彼は「ターボ・エンジンは旧式なV8に代わり、R8の最下位グレードに設定されるだろう」と発言したという。また、匿名のアウディ営業部門幹部によると、社内では5気筒ターボを採用しようという機運が高まっているそうだ。

R8がターボチャージャーを搭載するという最初の噂は、2~3か月前に聞こえて来た。その時は、電動ターボを搭載した2.5リッター直列5気筒エンジンが選択肢の1つとして検討されているという話だった。これなら、中国のように大排気量車に高額な税金が課せられる市場に向けての対策となるだろう。また、パフォーマンスが損なわれるのではないかという心配も無用だ。アウディ「TT」をベースとしたコンセプトカーのアウディ「TT クラブスポーツ ターボ」では、このパワーユニットが最高出力600hp、最大トルク66.2kgmを発揮すると発表されている。最新型の「R8 V10プラス」と比べても出力は10hp及ばないが、最大トルクは9.1kgm上回っているのだ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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