【訃報】鈴鹿で事故に遭ったジュール・ビアンキ選手が永眠 享年25
2014年のF1日本GPにおける事故で重傷を負い、療養を続けていたフランス人レーシング・ドライバーのジュール・ビアンキ選手が7月17日に永眠したことを、家族が18日に明らかにした。

1989年8月3日にフランスのニースで生まれたジュール・ビアンキは、幼少時からカートでレースを始め、2009年にF3ユーロ・シリーズでチャンピオンに輝く。同年に発足したフェラーリの若手ドライバー育成プログラム「フェラーリ・ドライバー・アカデミー」に所属し、2011年にはフェラーリ F1チームのテスト・ドライバーとして契約。2013年にマルシャ・チームからレギュラー・ドライバーとしてF1デビューを果たす。

前年に引き続きマルシャ・チームからF1に参戦していた2014年、三重県鈴鹿市で行われた第15戦の日本GPに出場した際に、台風の影響により路面を濡らす雨でコーナリング中にコントロールを失いコースアウト。すでにクラッシュしていた他のマシンを撤去作業中のクレーン車に追突した。頭部の損傷により意識を失ったビアンキは三重県内の病院で手術を受け、11月には故郷フランスのニース大学付属病院に転院、治療を続けていた。

2010年にヴァージン・レーシングとしてF1に参入し、現在はマノー・マルシャF1チームとして参戦を続けるチームが、これまでに獲得したポイントは2点のみ。それこそが、2014年のモナコGPでビアンキが9位入賞したことによりもたらされた貴重なポイントだ。下位チームでの粘り強い走りが認められ、いずれはフェラーリで活躍する日も来るだろうと、将来を嘱望された若手ドライバーだった。

この訃報を聞き、フェルナンド・アロンソやジェンソン・バトンは、次のようにTwitterでメッセージを送っている。 "友人であり、仲間であり、才能があり、笑顔が印象的だった。ジュールよ、永遠に、安らかに眠っておくれ。いつだって君は我々と共にいる。"

"昨夜、本当に素晴らしい男であり、真のファイターを私たちは失った。ジュールよ、安らか眠れ。彼の家族と友人に心からお悔やみ申し上げます。"


Autoblogスタッフ一同、ビアンキ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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