フォード、「マスタング・アポロ・エディション」をチャリティー・オークションに出品
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人類を月に立たせたことで、アポロ計画はエンジニアリングの分野で人類史上最大の功績を残した。フォードはその功績に敬意を表し、7月23日に米ウィスコンシン州オシュコシュで開催される「EAAエアベンチャー」のチャリティー・オークションに、新しく製作した「マスタング」のワンオフ・モデルを出品する。このクルマはおそらく宇宙へと飛び出すことはないだろうが、まさにロケットのように車道を駆け抜けるだろう。

この「マスタング・アポロ・エディション」と名付けられた特別なワンオフ・モデルは、2015年型「マスタングGT」をベースに、フォード・デザイン部門のプロジェクト・マネージャー、メルヴィン・ベタンコート氏が徹底的に改良を加えている。エクステリアはホワイトとブラックでスタイリッシュに仕上げられ、さらに星条旗を描いて純粋な愛国心を表している。特に目を引くのが、底部に装着されたオレンジ色のLEDライトで、これは大気圏再突入の様子を再現しているという。インテリアには、アポロ計画にちなんだ刺繍でアップグレードされたレザーが採用されている。

宇宙への発射を試みるのも、クォーター・マイル(約402m)をより速く走るのも、最大の敵は重量で、最も大事なのはパワーだ。アポロ・エディションはリアディフューザーやサイドシル、トリムなどに軽量なカーボンファイバーを多用し、5.0リッターV8エンジンにはフォード・パフォーマンス部門のスーパーチャージャーを装着することで、最高出力627hp、最大トルク74.6kgmを発揮。このロケットをスローダウンさせる時のため、ブレーキにブレンボ社の6ピストンキャリパーを採用し、21インチのカスタムホイールが風格を添えている。

このスペシャル・モデルを発表するにあたり、フォード取締役の1人であるエドセル・B・フォード2世は、「今年の魅力的なマスタング・アポロ・エディションと共に、フォードはアメリカン・オートモービルの神髄、フォード・マスタングでアメリカ人の創意工夫の精神に敬意を表する」と語った。このクルマはフォードがサポートする「EAAヤング・イーグルス・プログラム」のチャリティに出品される8台目のクルマとなる。これまでに出品された7台のマスタングでは、300万ドル(約3億7,200万円)近い寄付金を調達し、青少年に無償で小型機の操縦機会を与える同グループに寄付している。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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