【レポート】DNA鑑定のため、ファン・マヌエル・ファンジオの遺体が掘り返されることに!
歴史的レーシング・ドライバーの一人、ファン・マヌエル・ファンジオがこの世を去ってから今日でちょうど20年目となる。しかし、その記念すべき日を前に、アルゼンチンの裁判所が、DNA鑑定のためにファンジオ氏の遺体を掘り起こすように命じたというニュースが報じられた。

モータースポーツの歴史に詳しい方なら、史上最も成功したF1ドライバーの1人として、彼の名前をご記憶されていることだろう。ファンジオ氏のGPにおける優勝回数は24回で、これは出走した全レース(51回)のほぼ半分に当たる。また、1954年から1957年までの4年連続を含め、生涯で5度のワールド・チャンピオンに輝いた。この記録は7回のドライバース・タイトル獲得を果たしたミハエル・シューマッハに抜かれてしまったが、それでもいまだに2位の座を守り続けている。ちなみに彼の後には4回のタイトルを獲得したアラン・プロストセバスチャン・ベッテルが続く。

ファンジオ氏は1995年7月17日に亡くなった。生涯独身を貫いた彼に正式な相続人はいない。しかし、彼の長年のパートナーであったアンドレア・ベルエトの息子、オスカー・エスピノザがファンジオ氏の実の息子であると主張し、現在裁判を起こしている。そして裁判所が、死後認知請求の手続きとして実父かどうかを確認するため、ファンジオ氏のDNA検査を行うように命じたのだ。故郷アルゼンチンのバルカルセに眠るチャンピオンの遺体は8月7日に掘り返されることとなる。

アルゼンチンの裁判所の判決が話題になるのは、ここ数か月で2度目だ。4月には『トップギア』の元司会者ジェレミー・クラークソンが同国での撮影中に、1982年のフォークランド紛争をやゆする「H982 FKL」のナンバープレートを使用したとして訴えられた。このとき裁判所は「明らかに"傲慢で侮辱的"であるが、厳密には違法とは言えない」という判決を下している。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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