自動車販売のネット詐欺を働いた男に、FBIが1億2千万円の懸賞金
犯罪者からすれば、パソコンの前に座って行うネット詐欺などのサイバー犯罪は、現実世界で銀行強盗を行うより、よっぽど安全だと思えるのだろう。しかし、どのような手段であっても人から物を盗むのは違法であり、米連邦捜査局(FBI)がサイバー犯罪の最重要指名手配リストを公開しても驚くことではない。そのリストの中で2番目に高い懸賞金をかけられているのが、クルマの購入者全員が檻にぶち込んで欲しいと願うであろう男、ニコラエ・ポペスクだ。ポペスクとその一味は、自動車販売のインターネット詐欺を行い、合計で約300万ドル(約3億7,000万円)のお金を騙し取ったとして、FBIから100万ドル(約1億2,300万円)の懸賞金がかけられている

ポペスクたちは、実に簡単な手口の詐欺でクルマを求める人たちから、うまくお金を騙し取っていたようだ。『Washington Post』紙によれば、2012年に彼らは、米国のCars.comやAutotraderなどの新車・中古車情報サイトに、実際には有りもしないクルマを掲載していたという。そして、興味を持った被害者に、あたかも本物に見える偽のインボイス(メーカーからディーラーへの請求書)を送付。クルマを実際に届けることなく、偽造パスポートで作った米国の銀行口座へお金を振り込ませていた。

『Washington Post』紙によると、2012年に一味の内6人が逮捕され、同年の12月20日に、ポペスクに懸賞金がかけられたそうだ。ポペスクは、電子通信詐欺やマネー・ロンダリング、パスポート詐欺、偽のサービス・マークを用いた不法取引など複数の罪で米国連邦裁判所から起訴されており、現在、国籍を持つルーマニアに潜んでいると見られている。もし、この人物について何か知っていて、多額の懸賞金をモノにしたいという方は、サイバー犯罪の最重要指名手配リストをよくお読みの上、FBIに情報を提供して欲しい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】懸賞金を手に入れる前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!