【レポート】アルファロメオ「ジュリア」の開発期間はわずか2年半!
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自動車メーカーはときに驚異的なことをやってのけるものだ。例えばアルファロメオ。彼らは、コンセプトから市販化まで通常なら4、5年かかるところ、つい先日発表した新型「ジュリア」をなんと3年足らずで開発してしまったという。

同社のチーフ・エンジニアであるフィリップ・クリーフ氏は自動車情報メディア『car』に「世界中のどの自動車メーカーに聞いても、2年でクルマを開発するなんて無理だと言うだろう。業界の標準では4年、長い場合には5年もかかる。だが、我々はそれを2年半で成し遂げる必要があった。かつて(フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEO)セルジオ・マルキオンネが『何かを成し遂げるには、他と違ったことをやるしかない』と言ったが、まさにその通りだった」と語っている。

しかも開発はクリーフ氏によって選ばれた、わずか11人で行われたという。いわゆる「スカンクワーク」(既存の製品開発組織から独立した研究開発)と呼ばれる方法だ。これにより意思決定と意見交換が迅速に進み、結果として「クアドリフォリオ」のトルク・ベクタリング・システムやアクティブ・エアロダイナミクスなどが採用されることとなった。

新型ジュリアについては、伝統的な四つ葉のクローバーを付けたこの高性能グレードの話題で持ちきりとなっているが、クリーフ氏は最高出力510hpの3リッターV6ツインターボ以外のエンジンを搭載する他のジュリア・ファミリーについてもほのめかしている。9月に開催されるフランクフルト・モーターショー 2015でお目にかかれるであろうその全ラインアップには、4気筒やV6ディーゼルも含まれるだろう。

4気筒モデルに関する質問を受けたクリーフ氏は「おそらく用意される」と回答。V6ディーゼルについては「採用が決まれば、搭載することは可能だ」と語っている。

今後もクアドリフォリオが大きな注目を集めるだろうが、一方でアルファ ロメオはジュリアのエンジン・ラインアップを拡大する準備もしている。続報がまもなく発表されるはずなので、それまで楽しみに待とう。まずは下のビデオで、数々の名車が置かれたミュージアムでの発表会の様子をご覧いただきたい。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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