【レポート】ホンダ、タカタ製エアバッグの不具合で世界450万台のリコールを追加
タカタ製エアバッグのインフレーターを巡る重大なリコール問題で、ホンダは世界で450万台のリコールをさらに追加する。そのうち約163万台は日本での対象車であり、北米は今回の追加対象に含まれていない。

ホンダは、従来のリコールに含まれていなかった車種のインフレーター1,000個を調査した結果を受けて、今回のリコール追加を決定したと、ロイターが報じている。ホンダによると、インフレーターのガス発生剤の密度にばらつきがあり、将来安全上の問題を引き起こす可能性があるためだという。AP通信によれば、今回のリコール対象は、2007年から2011年の間に生産された「フィット」や「ストリーム」「CR-V」などを含む合計17車種となっている。

タカタ製インフレーターは湿気にさらされると悪影響を受ける可能性があることが、調査で示唆されている。その影響により、推進剤があまりにも急速に燃焼することで、エアバッグ作動時に部品から金属片が飛び散る恐れがあるという。この問題は世界で8人の死亡に関連しており、日本で最近発生した日産「エクストレイル」の発火事故の原因にもなった。

同インフレーター問題による世界規模のリコールは、ホンダの帳簿にも深刻な影響をもたらしている。同社は最近、このリコールに関わる追加費用448億円を計上して2015年3月期の利益を修正することとなり、同問題を巡る訴訟への対処も続いている。品質改善のため、少なくとも2017年までの販売目標は設定しないことも決めた。ホンダは前回、5月の終わりには日本でのリコール対象車を34万台追加しており、米国では廃車置場にタカタ製インフレーターがないか捜すことも行っている。

ホンダ リコール情報
http://www.honda.co.jp/recall/



By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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