成功を祝うことは誰でもできるが、失敗を公に認めるには真の勇気が必要だ。オーストリア製のオフロードバイク「KTM690」を動力とした"バイクボート"で海峡を渡る挑戦を続けているチームが、先月の失敗による惨事を公開し、再び挑戦する意欲をみせている。今回このチームは、クラウドファンディングのIndiegogoを通じて資金を調達し、さらに大きなことを達成しようとしている。

このバイクボートは、オートバイを動力として進むことができ、海なども渡れる水陸両用の乗り物を目指して開発された。仕組みとしては、空気で膨らむゴムボートと、オートバイのチェーンがプロペラを動かすベルトシステムによってで構成されている。

理論上は素晴らしいアイデアに思えるのだが、実行してみるとそれほど簡単なものではなかった。6月にイギリス海峡を渡ろうと試みた際に燃料タンクが溶けて発火し、バイクボートは炎上した。Indiegogoにアップしているプロモーションビデオで分かるように、残されたのは炎上した車体だけで、それもやがて海に沈んでいった。

3年間の努力がわずか30秒ほどで消えてしまったのだが、チームはくじけなかった。それどころか、さらに大きな目標を立てている。チームは少なくとも1万ポンド(約190万円)、できれば2万~3万ポンド(約380万~570万円)の資金を集めたいと願っている。それにより、ダイバーを雇ってイギリス海峡の底に沈んだバイクボートを引き上げ、少なくともあと2台のバイクボートを製作して、2016年の夏にはベーリング海峡を渡りたい考えだ(もちろん、この冒険も記録されるだろう)。また、チームは誰でもバイクボートを作れるように、オープンソースの図解とデザインを公開することも予定している。発火しないように改良されることを願うが、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがだろうか? 




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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