『特捜刑事マイアミ・バイス』に登場したフェラーリ「テスタロッサ」がオークションに出品
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Tシャツの上に着たジャケットの袖をまくり、レイバンのウェイファーラーを掛けて、今年の8月には米カリフォルニア州で開催されるモントレー・カーウィークに出掛けよう。そこで8月15日に予定されているMecumオークションに、80年代の大ヒットTV番組『特捜刑事マイアミ・バイス』に登場した2台の1986年型フェラーリ「テスタロッサ」のうち1台が出品されるのだ。

『特捜刑事マイアミ・バイス』に登場した2台のフェラーリにまつわるストーリーは、番組に負けず劣らず興味深いものだ。ドン・ジョンソンが演じる主人公のジェームズ・"ソニー"・クロケット刑事は、最初の2シーズンで黒いフェラーリ「デイトナ・スパイダー」に乗っていたが、実はこのクルマはシボレー「C3 コルベット」をベースに製作されたレプリカだった。それを知ったフェラーリはレプリカの製造元を訴えると同時に、番組の中でそれを爆発させることを提案し、替わりに2台のテスタロッサを提供したと噂されている。テスタロッサのボディ・カラーは元々ブラックだったが、夜のシーンでも見やすいようホワイトに塗り替えられたという。

TVドラマで使われたということを抜きにしても、このテスタロッサはAピラーの高い位置からサイドミラーが突き出している初期モデルの1台として価値あるものだ。オリジナルの最高出力390hpを発生する4.9リッター水平対向12気筒エンジンと、シフトゲートが設けられた5速マニュアル・トランスミッションを搭載しているが、最近8,000ドル(約100万円)の費用を掛けてエンジンを降ろし整備をしたとのこと。クリーム色のレザーシートに自動車電話が装備されているインテリアもまた当時のままだ。走行距離は1万6,124マイル(約2万6,000km)で、フェラーリ・ノースアメリカ及びフェラーリ・クラシケによる認定書も付いているという。

昨年末には別の白いテスタロッサが『特捜刑事マイアミ・バイス』のテスタロッサとしてeBayに出品されたことがあるが、出品者がつけた即決価格は175万ドル(約2億1,500万円)だった。今回のMecumオークションではいくらの値が付くか、気になるところだ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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