フォード、自転車とクルマがうまく連携した
今から100年以上前、フォード・モーター・カンパニーは大量の自動車を生産・販売して普及させたことによってアメリカ都市周辺の景観をがらりと変えてみせたが、今度は、都市部での人々の主要な移動手段を、四輪自動車から二輪車に移行させようとしているようだ。

フォードは、データを活用したクルマと自転車が共存しやすい都市の創造に向けて「インフォ・サイクル」と呼ばれる"(スマート)モビリティ実験"に取り組み始めた。米ウェブマガジン『CityLab』によると、米カリフォルニア州シリコンバレー北部のパロアルトにフォードが新たに設立した研究センターの周辺では、エンジニアたちが自転車のフロント・フォークにデータ・センサーを取り付けて走らせその走行データを収集し分析。そのデータをフォードのオープンソース・サイトであるOpenXCにて公開しているという。このセンサーは、速度や気温、環境光など、幅広いデータを記録できる。同社は州政府、また自転車アクティビストらがデータを活用すれば、自転車と自動車が共に安全に走行できる道路インフラ整備が可能になると期待している。また同社は自動車から集めた他のデータと組み合わせて、ドライバーとライダーにとってより良い、都市における生態系の育成にも活用できると期待する。

フォードは、以前から「Think」や「E-Bike」などの電動自転車コンセプトで市場参入を試みていたが、人々から十分な理解が得られなかった。近頃では自転車が移動手段として流行っているが、その波に乗るには登場が早すぎたようだ。現在は北米においても自動車所有率と運転距離は減少傾向であり、その他の交通手段に頼る傾向にある中、フォードは移動手段における革命の最先端でいようと挑戦し続けている。今年になってフォードは、「MoDe:Me」と「MoDe:Pro」、そして「MoDe:Flex」と名付けられた電動アシスト自転車のコンセプトを続けて発表した。Autoblogの姉妹サイト『Engadget 日本版』でも取り上げているので、そちらも併せてご覧頂きたい。




By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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