NASCARの最終ラップで大クラッシュが発生! アーンハートJr.の優勝があやうく台無しに
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7月5日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されたNASCAR スプリントカップ・シリーズ第17戦「コーク・ゼロ 400」は、雨の影響でスタートが遅れて深夜になり、翌日早朝にデイル・アーンハートJr.がトップでチェッカーフラッグを受けて優勝した。だがこの日、トラックで一番運がよかったのはオースティン・ディロンかも知れない。

アーンハートJr.が1位でフィニッシュラインを越えた直後、後続の集団が続いてゴールしている最中に大規模なクラッシュが発生。スピンしたデニー・ハムリンと接触したディロンのマシンは宙にはじき飛ばされてキャッチフェンスに激突し、上下逆さまになって地面に落下した。マシンはひどい状態だったが、クルーたちに救出されたディロンは自力で歩いて現場を立ち去り、途中観客に向けて手を振る余裕も見せた。

米『FOXスポーツ』によれば、ディロンが激突したフェンス付近にいた13人の観客が医療スタッフによる診察を受けたという。そのうち4人が治療を受け、1人は地元の病院へと搬送されたものの、安定した状態だそうだ。ディロンは前腕と尾骨を打撲した。

幸い大ケガには至らなかったものの、今回のクラッシュを体験したディロンは安全性について考えさせられたという。彼は『FOXスポーツ』に対し、「次は今回よりさらに安全なレース進行ができるようにしなければならない。レース中は300km/hを超えるスピードで走ってお互いのマシンを激しくぶつけ合っているのだから、事故は起こって当たり前。安全対策をどれだけ講じても、あれだけのスピードで走っていれば、何かしら起こるのだから」と語っている。

今回の優勝で、アーンハートJr.がランキング2位に浮上した。ランキング・ポイントは593ポイントで、1位のケヴィン・ハーヴィックとは63ポイント差となっている。だが、「チェイス(Chase for the Sprint Cup)」が始まるまで、レースはまだ2カ月近くある。その間にランキングが変動する可能性は大いにあるだろう。

1本目の映像ではディロンがクラッシュする瞬間を様々なアングルで見ることが出来る。そして2本目は最終ラップの映像だ。ギャラリーの写真と合わせてご覧いただきたい。






By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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