【レポート】南軍旗を巡る議論の高まりを受けて、米TV局がドラマ『爆発!デューク』の再放送を中止に
懐かしいTV番組シリーズの放送を売りにしている米テレビ局「TV Land」は7月1日、80年代に人気を博したアクション・コメディ番組『爆発!デューク』を再放送枠から外すことを発表した。その理由は番組内容ではなく、最近の政治的状況の変化にあるようだ。

同局は今回の再放送中止について理由を明らかにしていないが、娯楽情報誌『Entertainment weekly』のウェブサイトでは、6月にサウスカロライナ州チャールストンの歴史的な黒人教会で起きた銃撃事件が原因ではないかと推測している。この事件で9人が死亡し、犯人は白人至上主義のシンボルとして南軍旗などを所持していた。

この悲惨な事件以来、州議会議事堂やナンバープレート、玩具などに使われていた南軍旗は次々と廃止になっている。先月、ワーナー・ブラザースは南軍旗が使用されているおもちゃの生産中止を発表。その中には、『爆発!デューク』に登場する、鮮やかなオレンジ色でペイントされた1969年式「ダッジ・チャージャー」のルーフに南軍旗を描いた「ジェネラル・リー(リー将軍)」のダイキャスト製ミニカーも含まれる。

銃撃事件が起きた週、最高裁は州の言論の自由として、南軍旗をデザインしたナンバープレートを不採用にできることを認めた。現在、9州がナンバープレートにこのモチーフを使用しているが、この判決により、テキサス、ノースカロライナ、テネシーがこれをナンバープレートから排除することした。さらに、ジョージア州もデザインの変更を検討しているという。

若い世代の読者のために説明すると、『爆発!デューク』は1979年から1985年まで米国のCBSで放送されたテレビ番組だ。デュークたちが繰り広げるドタバタ劇はジョージア州のハザード郡という架空の場所が舞台になっている。


By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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