【ビデオ】パイクスピークで新記録を達成した、ミレンとダレンバックのオンボード映像
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パイクスピークの山頂へと続く曲がりくねった道はべらぼうに凄い。トヨタ「ヤリス」(日本名:ヴィッツ)のレンタカーを借りて、ガードレールのないコースをほんとの25mph(約40㎞/h)という速度で攻めても素晴らしい体験が出来るだろう(あなたのクルマがパイクスピーク向けに作られた最高のマシンでない限り、レンタカーが堅実な選択と言える。なぜなら、この山脈を形成する花こう岩が削り取られて発生した粗粒が、トランスミッションや冷却システムを保護する部品のあらゆるすき間から入り込み、あなたがレッカー車を呼ぶより先にクルマが参ってしまうからだ)。

まるで"けもの道"のようなこの道路を110mph(約180㎞/h)超のスピードで駆け抜けることは、本当にクレイジーでなければ務まらない。だがラッキーなことに、そうした人は存在していて、彼らのマシンにはオンボードカメラが搭載されている。この映像が、毎年恒例の狂気じみたヒルクライム・レースの様子を余すことなく伝えてくれるのだ。

今年のレースで、標高4,301mのゴール地点に最も速く辿り着いたのはリース・ミレンだった。ドライブeO(イー・オー)チームから電気自動車の「eO PP03」で参戦し、電気自動車改造クラスで新記録の9分7秒222を樹立した。下の1本目のビデオをクリックすると、アスファルトを掴んで156のコーナーを走り抜けていく"ドラマ"だけでなく、レース後に行われた有益なインタビューを見ることも出来る。走行中、直列につないだ3つのモーターに不具合が生じて途中から後輪が駆動しなくなったそうだが、このアクシデントがなければもっと速く走れていた可能性があったとのこと。この情報を知ることが出来るのも、インタビューのおかげだろう。

さらに、パイクスピークに参戦したもう一人のクレイジー・ガイ、ポール・ダレンバックのビデオを用意した(下の2本目のビデオ)。ダレンバックは、オープンホイール・クラスでこれまでの記録を19秒短縮し、9分36秒496という驚異的な記録を打ち立てた。このビデオでは、ループホール・レーシングチームが手がけた、自然吸気エンジンを積む後輪駆動の軽量マシンに乗り、昔ながらのスタイルでレースを展開する様子が収められている。

それでは、"雲へ向かうレース"で総合優勝を果たしたリース・ミレンと総合3位のダレンバックの走りを見比べてみよう。





By Domenick Yoney
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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