トヨタの燃料電池車「ミライ」、米EPAによる推定燃費は約28.5km/L、航続距離は約500km
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EPA(米国環境保護庁)は、今秋に米国で販売が開始される水素燃料電池車、2016年型トヨタ「ミライ」の一充填走行距離が最大312マイル(約500km)、推定燃費(ガソリン等価換算燃費)は市街地、高速道路、混合モード走行時ともに67MPGe(約28.5km/L)であると認定した。トヨタは、「ミライ」の航行距離を少なくとも300マイル(約480km)としていたが、水素の経済性については言及していない。

北米トヨタのジム・レンツCEOは、7月4日まで米コロラド州で開催されている「アスペン アイディア フェスティバル」で、「20年程前に紹介したハイブリッド車『プリウス』が今や数百万人の顧客に受け入れられているように、『ミライ』は効率的な水素による移動手段という新しい時代の先駆けとなる」と述べた。また同車の航続距離312マイル(約500km)は、現在米市場で扱われているゼロエミッション車(排ガスをまったく出さないクルマ)の中でも最長だと謳っている。これは同じく燃料電池車のヒュンダイ「タクソン」の数値、航行距離265マイル(約426.5km)、推定燃費の市街地モード49MPGe(20.8km/L)、高速道路モード50MPGe(21.3km/L)だけでなく、テスラ「モデルS P85D」の航続距離270マイル(約434.5km)も上回る。

また、トヨタはミライを購入した際の特典についても触れている。それによると、3年間または1万5,000ドル(約185万円)相当の水素が支給され、水素ステーションを検索できる同社のマルチメディアシステム「Entune(エンチューン)」が付いてくるという。さらに、初めの3年もしくは走行距離3万5,000マイル(約5万6,300km)まで定期点検が無料となり、燃料電池コンポーネントには8年または走行距離10万マイル(約16万km)までの保証が付く。北米では10月にカリフォルニアで販売がスタートするミライの価格は5万7,500ドル(約710万円)、もしくは月額499ドル(約6万円)の36カ月リース(頭金は3,649ドル、約45万円)となる。その後、北東部でも順次取り扱われる予定だ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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