ジャガーCEO、「顧客は今のところ電気自動車を求めていない」と発言
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「今のところ顧客は"それ"について、さほど感銘は受けていない」。これはジャガー・ランドローバー(JLR)のラルフ・スペッツCEOが、英バーミンガムで開かれた自動車メディア『Automotive News Europe』の会合で発言した言葉だ。

スペッツ氏が指している"それ"とは、電気自動車向けの「バッテリー技術」のことで、同氏は「重すぎて、価格は高すぎる上、電力密度は低すぎる」とみているようだ。これならジャガー・ランドローバーが今なお電気自動車を市場投入していないことに対して説明がつく。それに、ハイブリッド・スーパーカー「C-X75」の市販化が凍結された理由も、レンジローバーハイブリッドモデルがやっと2年前に発売されたことも納得がいく。

しかし、だからと言って同社が将来的に電動パワートレインを推し進めないというわけではない。Automotive News Europeによれば、スペッツ氏は「次世代バッテリーは電力密度が高まり、軽量化され、コストも下がるだろう」と予測しているらしい。ただし、その次世代バッテリーが出回る時期がいつ頃になると期待しているのか、そしてJLRがいつ電動パワートレインの採用を拡大し始めるのかという見通しについては語っていない。

その一方で、JLRは研究開発に対する投資を引き続き行なっていくつもりのようだ。2008年にフォードから印タタ・モーターズ傘下に移って以来、JLRの研究開発予算は4倍になり、エンジニアの数も倍増したという。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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