ロータスが究極の新モデル「3-イレブン」をグッドウッドでついに公開
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6月25日~28日に英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、ロータスは新モデル「3-イレブン」を公開した。ロータス史上最速、最高価格のロードゴーイング・モデルとされる3-イレブンは、先代モデルである「2-イレブン」を遥かに凌ぎ、この英国のスポーツカー・メーカーにとって新たな出発点となるだろう。

エリーゼ」シリーズや「エキシージ」シリーズの究極的な進化形と言える3-イレブンは、その本質を煮詰め、強力な性能を与えたモデルだ。アルミ製シャシーに複合材料製のボディワークを組み合わせた車体は、ルーフもウインド・スクリーンも持たない完全なオープン・コクピット。これによりレース用モデルでは900kg以下という乾燥重量を実現し、創設者コーリン・チャップマン氏の「加えるものは軽さだけ」という思想を、最近のロータスでは例がないほど忠実に具現化した。

その心臓部は、アップグレードされたスーパーチャージャー付き3.5リッターV型6気筒エンジン。新型「エヴォーラ400」を超える最高出力450hp、最大トルク45.9kgmを発揮し、6速マニュアル・トランスミッションとリミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)、トラクション・コントロール(TC)を介して後輪を駆動する。前後のダブルウイッシュボーン・サスペンションにはアイバッハ製スプリングとオーリンズ製アジャスタブル・ダンパーを採用し、APレーシング製ブレーキとロータスがチューンしたボッシュ製アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を搭載。フロント18インチ、リア19インチのアルミ合金製ホイールには、前225/40R18、後275/35 ZR19サイズの、公道仕様はミシュラン「Pilot Super Sport」、レース仕様はミシュラン「Pilot Sport Cup 2」タイヤが装着される。

これらによって0-60mph(約96.6km/h)加速は3.0秒を切り、最高速度は公道仕様で180mph(約290km/h)、ダウンフォースが強めのレース仕様では174mph(280km/h)に達するという。英ノーフォーク州ヘセルにあるロータスのテストトラックでは、市販モデル最速の1分22秒というラップタイムを記録したそうだ。これは「エヴォーラS」より6秒縮めたエヴォーラ400を、さらに10秒も上回る。

限定311台のみが販売される3-イレブンは、2016年2月に生産が始まり、最初のデリバリーは4月になる予定。英国での価格は、公道走行用モデルが付加価値税(VAT)込みで8万2,000ポンド(約1,580万円)から。併せて販売されるレース用モデルは、よりアグレッシブなエアロキットや6点式レーシング・ハーネス、6速シーケンシャル・ギアボックスなど、サーキット走行に特化した装備が付き、本体価格は9万6,000ポンド(約1,850万円)、付加価値税(VAT)込みで11万5,000ポンド(約2,220万円)と発表されている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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