【レポート】メルセデス・ベンツがコンバーチブルSUVを検討中
メルセデス・ベンツは近頃、クロスオーバーとSUVのラインアップを活性化・拡大することに盛んに取り組んでいる。そんな同社が次に展開する車高の高いモデルは? ひょっとしたらコンバーチブルになるかも知れない。

ダイムラーのSUV・スポーツカー部門のトップであるヴォルフ=ディーター・クルツ氏によれば、同社は何らかの開閉式ルーフを持つSUVを投入できないかと深く検討しているという。クルツ氏はオーストラリアの自動車情報サイト『CarAdvice』に対して「市場は見つかるだろう」と述べているが、問題は「SUVのラインアップでコンバーチブルは、求める層が非常に限られている」ことだと考えているようだ。

最大の問題は中国に関係しているかも知れない。中国市場では、高級SUVは依然として高い人気を博しているものの、コンバーチブルは概して人気がない。クルツ氏によると、同社では多くの議論を重ねているが「まだ何も決定していない」という。

今のところメルセデスが最後に生産したコンバーチブルSUVは、「ゲレンデヴァーゲン」のショートホイールベース・バージョンに設定されていた(上の画像)。同車は(市場によっては)34年という長期間にわたり「Gクラス」のラインアップの一部として販売されていたが、2013年に生産中止となった。

このため、現行のコンバーチブルSUVといえば、ジープ「ラングラー」ランドローバー「ディフェンダー」しかない。日産が投入した「ムラーノ クロスカブリオレ」(北米市場向け)も結局生産中止となった。一方、ランドローバーは「レンジローバー・イヴォーク」のコンバーチブルを、発売に向けて現在準備中だ。もしメルセデスのコンバーチブルSUVが復活することになった場合、果たしてどんなアプローチによってどの市場で展開されていくのか、興味深いところだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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