ルノー、アルゼンチンで「サンデロ R.S. 2.0」と「ダスター オロチ」を発表
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北米市場からは撤退して久しいが、南米市場では大きなシェアを占めているルノーが、南米向けに「サンデロ R.S 2.0」と「ダスター オロチ」を発表した。6月19日にアルゼンチンのブエノスアイレス・モーターショーで発表されたこの2台は、どちらもルノー・グループに属するルーマニアの自動車メーカー、ダチアのモデルをベースに開発されており、ルノーの原点回帰を感じさせる魅力がある。

サンデロ R.S 2.0は、ダチアのハッチバック「サンデロ」をベースに、ルノーのパフォーマンス部門であるルノー・スポールが、欧州以外の地域で製造されるクルマに初めてチューンを施したモデル。車名が表すように、エンジンは2.0リッターの直列4気筒を搭載。最高出力145hp、最大トルク19.9kgmを発生し、デュアルクラッチ式を採用するルノー「クリオ R.S.」(日本名「ルーテシア R.S.」)にはない古典的な6速マニュアル・トランスミッションを介して前輪を駆動する。

サンデロ R.S 2.0の出力を見れば、このマシンがホットハッチの覇権争いに参加する気がないのは明らか(対照的に、同社のフラッグシップモデル「メガーヌ RS 275トロフィーR」は、覇権を奪取するために生まれたモデルだ)。しかし、このモデルのエンジンでも0-100km/h加速は8.5秒、最高速度200km/hと、スポーティなドライブを楽しむには充分な動力性能と言える。パワートレイン以外では、17インチのホイールやスポーツチューンのサスペンション、ステアリング、4輪ディスクブレーキを装備し、内装もアップグレードされている。


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そしてダスター オロチは、「ダチア ダスター」を2列5人乗りダブルキャブの中型ピックアップトラックに仕立てたモデルで、半トントラックと1トントラックの中間に位置する。どことなく「VWアマロック」や「ホンダ リッジライン」を思わせるが、よりコンパクトで小回りの効く形状だ。こういったピックアップは街中で小さな荷物を運ぶのにうってつけなので、北米市場にもぜひ導入してもらいたい。

サンデロ R.S 2.0は2016年初め、ダスター オロチは2015年後半に発売予定となっているが、南米向けということで、残念ながら北米同様、日本市場への導入も期待できそうにない。詳しくはプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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