【レポート】トヨタとフォード、FCAの合併計画に興味を示さず
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)セルジオ・マルキオンネCEOは、聞く耳を持つ人になら誰にでも合併の利益を説くに違いない。しかし、少なくとも彼が最も説得したい人たちには、業界再編の訴えは聞き流されてしまいそうだ。

先日お伝えしたとおり、すでにゼネラルモーターズ(GM)がFCAとの合併を拒否したが、『The Detroit News』が報道したところによると、トヨタフォードも合併には関心がないようだ。

北米トヨタのジム・レンツ最高経営責任者(CEO)は、北米研究開発センターの拡張工事の起工式で、「合併は興味をそそるものではない」と述べた。そして、「我々は年間1,000万台を売り上げており、必要なことをする規模は現在でも十分にある。合併しても利益はないだろう」と語っている。

FCAとの合併に興味がないのはトヨタだけではない。同紙によると、まだマルキオンネ氏からの打診はないが、フォードも合併する意向はないようだ。フォードのボブ・シャンクスCEOは、「フォードはFCAには合わない」と語り、「我々に見合った計画だとも思わない」と続けた。

GM、トヨタ、そしてフォードもマルキオンネ氏の合併計画に興味がないことを示したことで、同氏は他のパートナーを探すか、これまでの候補企業に合併を考え直させる他の方法を模索することになるだろう。最終的にはパートナーが見つかるかもしれないが、もしかしたら、それは極東かヨーロッパの自動車メーカーの可能性も高い。そしてそれは、マルキオンネ氏が思い描いていた形にはならないかも知れない。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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