ホンダがル・マン参戦車両LMP2レーサーでパイクスピークに挑戦
米コロラド州で行われる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」では、毎回たくさんの興味深い参戦車両を目にする。ホンダもこれまでかなりの台数にのぼるマシンを出場させてきたが、今年はル・マン用プロトタイプ・レースカーという異例のマシンで出場することが決まった。

ARX-04b」は、ホンダの米モータースポーツ部門ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)と英ワース・リサーチ社がFIA世界耐久選手権、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権ル・マン24時間レースなどのLMP2クラス参戦用として共同開発した最新のプロトタイプ・レースカーだ。ホンダは、クローズド・サーキット向けに設計されているこのマシンで、156のコーナーを有する全長12.42マイル(19.99㎞)のパイクスピークに挑戦すると発表した。

ARX-04bのステアリングを握るのは、英国人レーシング・ドライバーのジャスティン・ウィルソンF1参戦やインディカー・シリーズでの優勝経験があり、インディカーに吸収される前のチャンプカー・ワールド・シリーズでも活躍したベテランだ。また、フォーミュラEにも挑戦しており、以前にもル・マン・プロトタイプでレースに出場した経験がある。

ARX-04bは改造無制限クラスにエントリーするが、2年前にセバスチャン・ローブプジョー「208 T16」樹立した記録にいきなり照準を定めるわけではない。少なくとも今回はまだ時期尚早だろう。HPDのアート・セントシアー社長は、「今回の出場は調査を目的とした取り組み」であり、「将来、大記録更新を打ち立てる前に可能な限り多くのことを吸収したい」と語った。今月22日に開幕し、28日が決勝レースとなる今回の大会で果たしてどのような走りを見せてくれるのか、非常に楽しみだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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