【レポート】 VWグループが、12ブランドを4つの持株会社に分割することを計画中
フォルクスワーゲン・グループは、内部構造の大規模な変革を計画しているという。実現すれば12ブランドが4つの持ち株会社に分割され、経営が分権化される。

12のブランドをどのように分割するかは、パーツやプラットフォーム、エンジンなどの共有を考慮に入れ、合理的に行われる。フォルクスワーゲン・ブランドとセアトシュコダは、BMWからヘッドハンティングされたヘルベルト・ディース氏のもと、乗用車部門を構成する。アウディは、現在傘下に収めるランボルギーニ二輪メーカーのドゥカティと共に、引き続き現アウディCEOのルパート・スタッドラー氏が経営を行う。すでに非常に近い関係にあるポルシェベントレーにはブガッティが加わり、ポルシェのマティアス・ミューラーCEOの指揮下に置かれる予定だ。そして商用車部門は、フォルクスワーゲンの商用車部門、スウェーデンの子会社スカニア、傘下のドイツ商用トラック大手マンで構成される。こちらは元ダイムラーCEOのアンドレアス・レンシュラー氏が手腕をふるう。

自動車情報メディア『Automotive News Europe』によれば、今回の大規模な組織改編はフェルディナンド・ピエヒ会長の辞任に伴うフォルクスワーゲン・グループの経営方針変更の一環と見られている。ピエヒ元会長の運営では、コンパクトで高度に集中化された経営構造によって、それぞれのブランドが独立した体制で管理されていた。しかし、マーケットの変化に対する反応が遅いことからピエヒ体制への批判が生じていると、同メディアは報じている。新体制では重要な決定も下しやすくなり、さらに効率的で合理化された組織となるはずだという。

このようなグループの分権化と以前のピエヒ体制、皆さんはどちらが正しいとお考えだろうか? ぜひコメント欄に意見をお寄せいただきたい。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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