ル・マン24時間レース、予選総合結果はポルシェ、アウディ、トヨタ!
第83回ル・マン24時間レースは11日、2回目と3回目の公式予選が行われ、週末の決勝レースに向けて、全56台のスターティング・グリッドが決定した。

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前日の公式予選1回目で3分16秒887というタイムを記録し、現在の全長13.629kmとなったサルト・サーキットのコース・レコードを更新したポルシェ919ハイブリッド」の18号車(ニール・ジャニ/ロマン・デュマ/マルク・リーブ)が、翌日も記録を破られることなく、ポール・ポジションを獲得。続いてポルシェの17号車(ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー)が、これも初日のタイムで2番手となった。3番手は2回目の公式予選でタイムを縮めた19号車のポルシェ(ニック・タンディ/アール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ)。結局、初日からポルシェの1位、2位、3位独占は変わらなかった。



続く4位、5位、6位は、アウディスポーツ・チーム・ヨーストの「R18 e-tron quattro」が占める結果となった。アウディ8号車(ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オーリバー・ジャービス)も、予選1回目のタイムで最終的に4番グリッドを獲得。トップのポルシェから3秒遅れという差もそのままだ。アウディ7号車(アンドレ・ロッテラー/マルセル・ファスラー/ブノワ・トレルイエ)は予選2回目のタイムで5番手に浮上。そして9号車(フィリップ・アルバカーキー/マルコ・ボナノミ/レネ・ラスト)も3回目の予選でタイムを短縮してきた。



7位と8位には、トヨタTS040 ハイブリッド」の2台が並ぶ。結局、トヨタは両車とも予選1回目のタイムを更新することはできなかった。2号車(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ)はポール・タイムから7秒弱の遅れ。前方につく3台目のアウディより2.5秒遅い。1号車(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴)はさらに0.2秒だけ遅れを取った。しかし、トヨタのドライバー達によれば、予選ではタイム・アタックよりも決勝レースに向けたセットアップに注力していたとのこと。レースになればライバルとの差は、予選ほど大きくないと考えているようだ。



日産GT-R LM NISMO」は22号車(ミハエル・クルム/ハリー・ティンクネル/アレックス・バンコム)が3回目の予選で、初日より5秒も速いタイムを記録して12番手に。下位クラスのLMP2マシン全てを上回り、LMP1の面目を保った。コンマ3秒遅れて23号車(マックス・チルトン/ヤン・マーデンボロー/オリヴィエ・プラ)が13番手。LMP2クラス・トップのKCMGチーム「オレカ05 ニッサン」を挟んで、21号車(松田次生/ルーカス・オルドネス/マーク・シュルツイスキー)が15番手。着実に進歩しているようだが、今年は目指すところまで間に合いそうもない。



市販スポーツカーをベースとするLMP-GTEクラスは、アストンマーティンヴァンテージ V8」の99号車がクラストップ。3回目の予選でタイムを縮めたAF コルセ・チームのフェラーリ458イタリア」がそれに続く。今年もイギリスとイタリアの名門スポーツカー同士による対決が見られそうだ。

ル・マン24時間レースは日本時間の13日午後10時にスタートする。


By Hirokazu Kusakabe
Photo Hideyuki Nakano

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