ヴィクトリーとローランド・サンズがコラボしたパイクスピーク参戦バイク「プロジェクト156」
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米国コロラド州ロッキー山脈東端のパイクスピークで行われる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」には、毎年たくさんの途方もないクルマたちが集まってくる。標高4,301mの頂上を目指し、20kmの距離を一気に駆け上がってタイムを競うことから"雲へ向かうレース"と呼ばれるこの過酷なヒルクライムに挑むのは、しかしクルマだけではない。ピックアップや巨大なトラックにATV、そして今回ご紹介するヴィクトリー・モーターサイクルズの最新マシンのようなオートバイも多数出場する。

ヒルクライム・コースにある156ヵ所のコーナーに因み「プロジェクト156」と名付けられたこのレーシングバイクは、ヴィクトリーとローランド・サンズ・デザイン、そして米バイク情報誌『サイクルワールド』のコラボレートによって製作された。その心臓部には、ヴィクトリーが米ミネソタ州にある自社のR&Dセンターで新たに開発した液冷式のプロトタイプ・エンジンが搭載されている。これは将来、市販のバイクにも使われる計画だという。

先月「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で発表されたBMWのバガースタイルのコンセプト・バイクも手掛けた、名バイク・ビルダーのローランド・サンズと彼のチームがシャシーを製作。複数のラジエーターや、露出した何本ものパイプ、惜しみなく使われているカーボン素材がマシンの特徴だ。

そして、このワンオフバイクに跨るのは、前述の『サイクルワールド』屈指のテストライダー、ドン・カネット(Don Canet)氏。パイクスピークに挑戦するのは今回が2度目という彼は、幸運にもこのマシンが持つ潜在的なパフォーマンスを最大限に発揮させる大役を務められることに、興奮を隠し切れない様子だ。なお、今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム決勝レースは、6月28日に予定されている。

それでは、「プロジェクト156」のテスト走行の様子をビデオでチェックしよう。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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