毎年、衝突しても安全な車ランキングを掲載し、ご好評頂いているが、今回は衝突することをあらかじめ防止してくれる機能を備えた"ぶつからない車"ランキングのベスト3をご紹介しよう。

国土交通省と(独)自動車事故対策機構は、衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術など先進安全技術を搭載した自動車の安全性能について様々な試験を行い、「予防安全性能アセスメント」として、評価を行っている。

この評価を公表することで、安全な先進安全技術を搭載した自動車の利用を促進し交通事故を減らし、同時にそれぞれの自動車の評価をして比較することで自動車メーカーに安全な自動車の開発を促している。

なお、評価点については、被害軽減ブレーキ32点満点、はみ出し警報8点満点に加え、2015年からは、後方視界情報6点の全46点満点にて評価している。
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まず、2014年までは満点が40点だったので、2014年に満点を獲得した車両をご紹介しよう。

これらの車種は後方視界情報(車両後方にいる1~2歳児がモニターで確認できることを想定)の試験が行われていないので、今回のランキングには含めていない。

スバルレヴォーグ」、スバル「レガシィ(アウトバック)」、スバル「インプレッサ」、日産スカイライン」、レクサス「LS」の5車種が満点を獲得している。

ステレオカメラのアイサイトシリーズが搭載されているスバル車が満点を獲得している他、ステレオカメラ&ミリ波レーダー搭載のLS、そしてミリ波レーダー搭載のスカイライン(車線逸脱防止用ルーフコンソール内カメラあり)となっている。

色々なセンサータイプがあるが、ランキング上位に入るためには、カメラの搭載が必須のようだ。


それでは、早速ランキングをご紹介しよう。

ぶつからない車ランキングNO.3は、44.3/46点のトヨタオーリス」だ。

センサー方式は、単眼カメラ&レーザーレーダーとなっており、点数の内訳は、被害軽減ブレーキ:30.3/32点、はみ出し警報/後方視界情報:満点となっている。

被害低減ブレーキの1.7点の減点理由は、40~60km/hでの衝突回避が行われず、速度低減のみとなった場合がある等だ。なお、安全装備は、一部標準、他はオプションとなっている。




ぶつからない車ランキングNO.2は、45.9/46点でスバル「エクシーガ クロスオーバー7」だ。
センサー方式は、ステレオカメラとなっており、点数の内訳は、被害軽減ブレーキ:31.9/32点、はみ出し警報/後方視界情報:満点となっている。

被害低減ブレーキの0.1点の減点理由は、60km/hでの衝突回避が行われず、速度低減となった点だ。なお、後方視界情報機能のみオプション装備となっている。

エクシーガではアイサイトのVer.2が搭載されているが、
レガシィ、インプレッサ、レヴォーグでは、被害低減ブレーキが満点になっているので、おそらく、アイサイトのver.3に更新されれれば、満点が獲得できるだろう。

ぶつからない車ランキングNO.1は、満点(46/46点)でトヨタ「カローラ アクシオ」が獲得した。

センサー方式は、単眼カメラ&レーザーレーダーとなっている。なお、ハイブリッドGグレードの場合、安全装備は、後方視界情報機能のみオプションとなっている。

カローラには、トヨタセーフティセンスCが標準もしくはオプション設定されているが、3位のオーリスにも同様のオプションが用意されている。同じ装備でありながら、車両によって多少その効果に差がある点が興味深い。

ぶつからない機能を搭載した車両は、ランキング外にも30車種以上ある。点数には差があるものの、未装着車よりも安全性能が高いことは間違いない。

購入時は、これらの安全機能をチェックする他、オプション設定であればそれを含めた価格でのクルマ選びをオススメしたい。

【カローラ アクシオ】機能紹介/Toyota Safety Sense C 衝突回避支援パッケージ 【技術】