コーンズ、ロールス・ロイスのハンドリング性能が体験できるイベントを開催
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ロールス・ロイスの正規輸入代理店であるコーンズ・モータースは5月31日、富士スピードウェイ内の特設コースで「ロールス・ロイス・ドライビング・エクスペリエンス」というイベントを開催した。Autoblog 日本版への寄稿でもお馴染み、我らが斉藤聡さんも"インストラクター"として参加されるとのことなので、果たして英国製超高級車による"ドライビング体験"とはどんなことをするのか、興味を抱きつつ会場にお邪魔してみた。

事前に"インストラクターが付くロールス・ロイスのドライビング・レッスンも含まれる"と聞いていたので、それはひょっとして、白手袋をして優雅にロールス・ロイスの運転手を務めるためのレッスンなのか、それとも(斉藤さんが参加されるくらいだから)富士スピードウェイをロールス・ロイスで爆走するのか、などと貧困な想像を巡らせていたのだが、もちろんどちらも違っていた。"ドライビング・エクスペリエンス"の名前が表す通り、富士スピードウェイの駐車場にパイロンを立てた特設コースで、ロールス・ロイスのオーナーや購入を考えている方達に、普段は街中で試すことが難しい、ロールス・ロイスの優れたハンドリングを体験していただこう、というのがこのイベントの目的だ。



オーナーなら運転席よりも後部座席に座ることが多いと思われる超高級サルーン、ロールス・ロイスの"優れたハンドリング"? と記者のような疑問を感じる方もいるかも知れない。だが現在のロールス・ロイスでは、2ドア・クーペの「レイス」はもちろん、「ゴースト」等のモデルもご自分でステアリングを握り、運転を楽しまれるオーナーは少なくないそうである。自動車の設計において、"乗り心地"と"ハンドリング"をいかに両立させるかということはエンジニアの命題の1つであるが、ご存じのようにハンドリングは路上において"安全性"にも直結する。一般に"乗り心地"を最優先すると思われがちなロールス・ロイスだが、車両安定性を担保するハンドリング性能も実はかなりのものであり、相当な自信を持っているらしい。かといって、全長5mを軽く超え、600馬力前後のV型12気筒エンジンを搭載するロールス・ロイスで、ハンドリング性能の高さを街中や高速道路で気軽に試すわけにはいかない。だから安全なクローズド・コースでインストラクター同乗のもと、普段は片鱗しか味わえないロールス・ロイス本来の実力を、お乗りになる方には実際に体験していただきたい、というわけである。




今回のプログラムはというと、まずはクルーズコントロールをオンにして、"怖くてもブレーキを踏まずに"スラロームを体験。ロールス・ロイスのサスペンション、パワートレインは全て統合制御されるので、それでも安全に走れるということを身を以て知ることができる。それからクルーズコントロールを解除して、徐々に速度を上げていく。最終的にはクルーズコントロールより速いスピードで、それでも安定していることが分かっていただけるとのことだ。

次は街中でも危険回避のために、そうしなければならない場面に遭遇する可能性が比較的高い、ダブル・レーンチェンジ。ブレーキングしながらハンドルを切り、そして戻し、最後にきちんと停止するときのアンチノーズダイブ機能まで、安定した挙動が体験できるという。

しかも以上のようなドライビング体験を、4ドアでホイールベースが長い「ゴースト」と、ショートホイールベースでより操縦安定性に特化した「レイス」の2台で、乗り比べてみることができるそうだ。コーンズ・モータースのマーケティング・マネージャーを務める土田裕之氏によれば、いずれにせよ「ショーファー(運転手付き)ではなく、ドライバーズカーとしての"新しいロールス・ロイス"をお見せすることが主旨」であるという。ロールス・ロイスで"運転が楽しい"という次元に、「すでになっていますね」とのことだった。



優美かつ力強く旋回する現代のロールス・ロイスを見ていると、確かに後部座席でくつろぐよりも、"運転してみたい"と思わせられる。特にクーペ・ボディのレイスは佇まいも含めて、"スポーティ"とさえ表現してもいいだろう。先日ご紹介した「レイス インスパイアード・バイ・フィルム」をはじめ、今後はいくつかの限定バージョンが日本にも導入される予定とのこと。積極的にステアリングを握りたくなるロールス・ロイスは、英国クラフトマンシップに惹かれる富裕なエンスージァストを、ドライバーズ・シートでもワインディング・ロードでも、満足させてくれるに違いない。

コーンズ・モータース 公式サイト
http://www.cornesmotor.com/



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By Hirokazu Kusakabe

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