FCAが「SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモ」を発表(ビデオ付)
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人気レーシング・ゲーム『グランツーリスモ6』(GT6)の「ビジョン グランツーリスモ」は、これまで自動車メーカーにもゲームプレイヤーにも、バーチャルなレース空間を提供してきた。その最新の超現実的なレースカーとして、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の高性能車開発部門SRT(ストリート・アンド・レーシング・テクノロジー)から登場したのが、先日一足先にティーザーをご紹介した「SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモ」だ。

FCAは、SRT トマホークを真っ先に体験させようと、我々を米ミシガン州のオーバーンヒルズに招いてくれたのだが、それよりも凄いことはグランツーリスモの父、山内一典氏が一緒に参加してくれたということだ。会場にはまったく気にかけていない年配の方がたくさんいたが、オタクの筆者は至福の時を過ごした(もちろん自撮りもした)。

SRTによると、このハイパーカーは20年ほど先の未来を表現しているそうで、ライバル社のクルマのようにレーザー推進システムを採用しているわけではないが、ものすごいスペックであることは間違いない。

仕様なのは間違いないようだ。パワートレインはガソリンと空気によるハイブリッドで、ミドシップ・マウントされたバンク角144度の7.0リッターV10エンジンが後輪を駆動し、フロントタイヤには圧縮空気を貯めて駆動力として利用する空圧パワーユニットが接続されている。合計システム出力は2,590馬力となり、GT6のお気に入りのコースで自己ベストを叩き出すための助けとなってくれることだろう。

このオリジナル・マシンは、とてつもない馬力とGumball 3000のマシンよりもアクティブなエアロを備えるが、初心者には少々扱いづらいとSRTは考えたようだ。SRT トマホークは総出力を1,007馬力に抑えた入門マシンの「S」、中間に位置する1,450馬力の「GTS-R」、そして2,590馬力をフルに発揮するパワフルな「X」と、プレーヤーのレベルに応じた3つのグレードが用意されている。

筆者はGT6のシミュレーターで、新しいマシン(公式なリリース日は未定)を全て運転してみた。我々がベンチマークとするコース、ラグナセカ・レースウェイにおいては、Sで約1分、Xでは50秒という好タイムを記録した。信じられないかも知れないが、45秒で周回して見せたSRT社員もいた。これは非常に速く、山内氏も「SRTのみなさんはグランツーリスモの優秀なプレイヤーだ。私より上手い人がたくさんいる」と言っている(もちろん、最後の部分は謙遜だろう)。

SRTトマホークは、GT6ユーザーにとって興味深い追加となるに違いない。もちろん、次世代の『グランツーリスモ7』でポリフォニー・デジタル・チームが何をやってくれるのか、今から非常に楽しみだ。しかしそれが発表されるまで、このSRT トマホークで存分に楽しもう。




By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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