FIA国際自動車連盟が、F1に新規参入するチームを募集
国際自動車連盟(FIA)が、F1世界選手権に参戦する新たなチームの受け入れに積極的に乗り出し、参入を希望するチームに対して申請方法を公開した。

新規参入チームには準備期間が与えられ、2016年もしくは2017年シーズンからグリッドに着くことになるが、FIAは新たなチームがエントリーするに当たり、その適正について、いくつかの基準を示している。それには技術的能力や資源、経済的能力、また同シリーズに参戦するにふさわしい十分な経験と総合的価値を持ち合わせているかなどが含まれる。FIAは「相応しいと認められる応募チームがいない」場合は、新規参入チームが皆無になることも考えられる、と妥協しない構えを見せている。

今回の新規エントリーに先立ち、来シーズンからの参戦が既に決まっているのが、NASCARでの豊富な経験とフェラーリの後ろ盾を持ち、米国に拠点を置くハースF1チームだ。彼らに続き、新たな参戦チームが誕生すれば計2チームがF1に加わることになる。ハース以前に新チームが加入したのは2010年のこと。当時は、ロータス(現ケータハム)、ヴァージン(現マノー・マルシャ)そしてHRT(ヒスパニア・レーシング)の3チームが参入を果たした。しかし、ケータハムとHRTはすでに破産に追いやられ、マノー・マルシャも決して財政的にうまくいっているとは言えないようだ。

仮にマノーが何とか持ちこたえたとして、ハースの他に1チームが加わると、レースを争うマシンの台数は現10チーム、20台から2012年シーズンと同じ12チーム、24台へ回復する。それにしても、すでに参戦資格を持つケータハムとHRTの買い手が見つからない状況にありながら、新たなチームへ門戸を開くというのはどうも腑に落ちない。

いずれにせよ、新規参入チームはGP2F3フォーミュラ・ルノー、もしくはインディといったハイレベルなシリーズでそれなりの戦績を残している既存のチームから現れるのが有力だろう。だが、ワンメイクレースからステップアップするためには、新たに独自のシャシーを開発・設計し、その2台を世界最高峰のレースシリーズに出走させなければならないという高いハードルを超える必要がある。


​By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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