「メルセデスAMG GT S」が、ドイツ・ツーリングカー選手権の新セーフティーカーに
Related Gallery:Mercedes-AMG GT DTM Safety Car

メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWというドイツを代表する自動車メーカーが競い合うドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)は、ハイペースなレース展開で知られる世界有数のツーリングカーレースだ。当然、競技車を先導するセーフティーカーも速いクルマでなくてはならない。そんなDTMの新たなセーフティーカーに「メルセデスAMG GT S」が採用されることになった。

この新しいメルセデス・ベンツのセーフティカーは、5月29日~31日にドイツ東部のユーロスピードウェイ・ラウジッツで行われたDTM第2戦でデビューした。スペックはベースとなった市販モデルとほぼ同じだが、F1のセーフティーカーに採用されている車両と同様、その務めを果たせるような改造が施されている。

ルーフにはカーボン・ファイバー製のエア・スクープが取り付けられ、その上に小振りなライトバーを搭載。それらの位置とデザインは風洞試験によって決められたそうだ。さらに、市販車ではオプションとして用意される「エアロダイナミクス・パッケージ」に含まれるフロント・スプリッターとリア・ウィングや、「AMGダイナミック・プラス」パッケージ、マットブラックの鍛造ホイールなどが装備されている。インテリアには6点式ハーネスが装着されたレーシング・バケットシート、フラットボトムのステアリングホイール、そして専用の無線システムが備わる。

その他は基本的に市販モデルと同じで、4.0リッターV型8気筒ツインターボ・エンジンと7速デュアルクラッチ・トランスミッションを搭載し、最高出力510hpを発揮。DTMに出場する最高出力490hpのツーリングカーを先導するのに十分と言えるだろう。

このメルセデスAMG GT Sは、2012年~2014年にDTMのセーフティーカーとして活躍した「C63 AMGブラックシリーズ」の後任となる。同選手権では、レースごとにメルセデスとライバルのアウディBMWが持ち回りでセーフティーカーを投入しており、AMG GT Sは今後、7月10日~12日に開催されるオランダ・ザンドヴォールド戦と、最終戦となるホッケンハイム戦(10月16日~18日)に登場予定だ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】メルセデスAMG GT Sの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!