【レポート】FCAのマルキオンネ氏、GMバーラCEOにメールで合併を打診
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)セルジオ・マルキオンネCEOは、近い将来に世界的自動車メーカーは利益を上げるためには合併せざるを得ないだろうと主張している。彼は耳を傾けてくれるなら誰にでもそのことを話すだろう。しかし、ゼネラルモーターズ(GM)メアリー・バーラCEOは、その話に興味を示さなかったようだ。米『ニューヨークタイムズ』紙(NYT)によれば、マルキオンネCEOは3月にEメールでGMとの合併をバーラCEOに持ちかけ、話し合いを提案したものの、バーラ氏をはじめとするGM首脳陣はそれを拒否したという。

今回のような合併の提案はもちろん、マルキオンネ氏にとっては初めてのことではない。彼はフィアットクライスラーの合併を成功させ、その後さらにフォルクスワーゲンプジョーフォードや、GM子会社のオペルなどにも合併を持ちかけたと報じられている。

こうした合併の呼びかけが、経営的な弱さの表れだという見方もある。しかし、マルキオンネ氏の主張によれば、FCAの経営はいたって順調であり、厳しい状況にあるのは全体として見た自動車産業であるという。彼は、投資や開発、インフラの重複は"不経済"と見ており、それ減らすためには世界中の自動車メーカーが協力しあい、より大きなグループとなることが必要だと考えているのだ。「そのような無駄を放置しておくことは根本的に道徳に反する」とマルキオンネ氏はNYTに述べている。

GMへの提案が拒否されてから1カ月後の4月後半に開いたアナリスト達との定例会見で、マルキオンネ氏は「自動車産業で多額の資金の無駄使いが続いている状況に、何かしらの解決策が必要なのは明白だ。私は合併こそがその解決策だと考えている」と語っている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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