【レポート】日産「IDx(アイディーエックス)」の市販化はお蔵入り? 先行きが不透明に
Related Gallery:Nissan IDx Nismo Concept Photos

Related Gallery:Nissan IDx Freeflow concept

日産2013年の東京モーターショーで発表した2台のコンセプトカー、「IDx NISMO(アイディーエックス ニスモ)」と「IDx Freeflow(アイディーエックス フリーフロー)」。これまで、その生産計画に対する答えは、少なくとも公に発表されるものはいつも「イエス」だった。当初はファンの後押しさえあれば「生産する計画がある」と伝えられていたが、およそ半年後には「次第に雲行きがあやしくなっている」と、トーンダウン。それから2ヵ月後、今度は市販モデルのスタイリングはレトロ感が薄れるという噂が浮上した。そして今年1月、日産は量産化する優先順位を変更すると計画を方向転換する意向を発表した。

今回、米自動車情報サイト『The Truth About Car』は、北米日産の商品企画を担当するピエール・ロアン副社長へ取材し、同社には小型の後輪駆動プラットフォーム(少なくとも採算が取れるようなもの)がないことから、この2台のIDxは生産される見込みが低いだろうとレポートしている。「370Z」(日本名:フェアレディZ)のアーキテクチャはIDxには大きすぎるし、姉妹会社のルノーには小型の前輪駆動プラットフォームしかない。既に後輪駆動では、トヨタ「86」やその兄弟車であるスバル「BRZ」が売れ筋になっていることからも、IDxのためだけにシャシーを開発するという考えは合理的とは言えない。

では、IDxのデザイン要素のみが、他の市販モデルに引き継がれる可能性はどうだろうか? ロアン氏は、レトロ・デザインの製品にゴーサインを出す余地はあるかも知れないとし、数年以内に最終的な答えが出るだろうと話しているが、現実的に見るとどうやらその答えは「ノー」であるようだ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】日産車の購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!