アストンマーティンの「DBX」はメルセデス・ベンツのプラットフォームを採用せず独自に開発?
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アストンマーティンは、同社初のクロスオーバーとなる「DBX」の計画を進行中だが、現在の時点ではまだ、どのようなプラットフォームを使用するのかについて、決定はなされていないようだ。

アストンマーティンのCEO、アンディ・パーマー氏が自動車情報メディア『Automotive News Europe』 に語ったところによると、DBXにメルセデス・ベンツのSUVプラットフォームを使用することは第一の選択肢ではないという。というのも、「DBXの方向性がメルセデスのSUVとは非常に異なる」からだそうだ。アストンマーティンとしてはスポーツカーのための新たなプラットフォームを作り、それをベースにクロスオーバーを製作したいという。その点についてパーマー氏は「車高をどれだけ上げられるかに掛かっている。メルセデス・ベンツのコンポーネントを使う可能性は否定しないが、独自のプラットフォームを作ることが非常に重要だ」と語っている。

これまでアストンマーティンのSUVは、メルセデス・ベンツ GLクラスのプラットフォームを共有するのではないかと見られており、実際に2009年のジュネーブ・モーターショーで発表されたSUVコンセプト「ラゴンダ」が、GLクラスのプラットフォームをベースにしていた。それ以降、アストンマーティンとメルセデス・ベンツの両社は提携を強化している。アストンマーティンの次世代エンジンはメルセデスAMGによって製造される予定であり、他のコンポーネントも共有することが予想される。

また、メルセデス・ベンツは「GLEクーペ」に見られるように、最近のクロスオーバーをよりスポーティな方向に仕立てている。4月の上海モーターショーでお披露目されたGLKの後継車となるコンセプトカー「GLCクーペ」についても同じことが言える。

一方のアストンマーティンは、長い間すべてのモデルで使用してきたVH(バーティカル・ホリゾンタル)プラットフォームに替わる、スポーツカー向けの新たなプラットフォームを開発中で、これが次世代ラグジュアリーGTラインアップの土台ともなる。しかし今回のニュースで何よりも驚いたのは、アストンマーティンがプラットフォームについて未確定のままDBXの計画を進めていることではないだろうか。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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