スズキの軽ハイトワゴン「スペーシア」「スペーシア カスタム」がマイナーチェンジ
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スズキの軽ハイトワゴン「スペーシア」および「スペーシア カスタム」がマイナーチェンジした。メッキの装飾で存在感が増したフロント・マスクを中心に、アップデートされた姿をAutoblogが独自に撮影した写真でご覧いただきながら、安全性や燃費など機械的な改良点などについてご紹介しよう。

2013年に発売されたスペーシアは、英語の"space(空間)"を語源とする車名から分かるように、高いルーフとロング・ホイールベースによる広々とした室内を特徴とする軽乗用車。スペーシア カスタムはアグレッシブな内外装を持つ派生車種だ。今回のマイナーチェンジでは、これまでレーザーレーダーによって前方車両を検知していた衝突被害軽減ブレーキが、軽自動車で初めて2つのカメラを採用したステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」にアップグレード(オプション)。歩行者や左右の車線の白線も認識できるようになった。これにより、前方衝突に対する警報・回避だけでなく、車線逸脱警報機能や、ふらつき警報機能も備えることが可能になった。



658cc直列3気筒「RA06」型エンジンには、圧縮比を従来の11.0から11.5に上げたり、EGRシステムを採用するなど、燃焼効率を高めるための改良が施された。さらに、減速エネルギーをリチウムイオン・バッテリーに充電し、その電力でモーターを回して発進後や加速時にエンジンを最長30秒間アシストする「S-エネチャージ」が自然吸気エンジン搭載モデルに標準装備されたことによって、JC08モード燃費はFF(前輪駆動)車が従来の29.0km/Lから32.0km/Lに、4WD(4輪駆動)車も26.8km/Lから29.0km/Lに向上している(ただし、スペーシアの「後席右側ワンアクションパワースライドドア装着車」と、スペーシア カスタムのFF車は30.6km/Lに留まる)。なお、これを機にターボ・エンジン搭載モデルは一旦カタログ落ち。2015年8月に「S-エネチャージ」を搭載し、改めて発売される予定だ。

上級グレードの「スペーシアX」と「スペーシア カスタムXS」は、肌や髪にやさしい弱酸性の微粒子イオンを放出する「ナノイー」搭載のフルオート・エアコンを標準装備。また、自車を真上から見ているような視点で周囲を確認でき、駐車場や狭い道でのすれ違いで便利な全方位モニターが、メモリーナビゲーションとセットでメーカーオプション設定されるなど、快適性も向上している。他にもヒーターの効きが早くなっていたり、防音・防振材が追加されて静粛性が高まるなどの改良も施されているそうだ。



エクステリアは先述の通り、フロント・グリルにメッキが追加され、フロント・バンパーも下部に安定感が増したような形状に変更された(スペーシア カスタムの方が顕著)。写真のスペーシアに見られる「フレンチミントパールメタリック」のボディ・カラーは新色。インテリアは、スペーシアが車体色に応じてベージュとグレーのカラーが用意され、スペーシア カスタムは黒を基調にシート表皮に赤のアクセントカラーが配されている。

価格は「スペーシアG」FF車の127万4,400円から、「スペーシア カスタムXS」4WD車の176万2,560円まで。今回の改良で新たに採用された技術や装備は、ほどなくスズキの他モデルにも採用が進むと思われるとはいえ、現段階では「ワゴンR」が羨む進化を遂げたスペーシア。詳しい情報は以下のURLから公式サイトをご覧いただきたい。


スズキ 公式サイト:
「スペーシア」
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/
「スペーシア カスタム」
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/



By Hirokazu Kusakabe

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