ルノーから低価格な新型車「KWID」が登場!(ビデオ付き)
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ルノー日産アライアンスはこのところ、ルノー傘下でルーマニアの自動車メーカーであるダチアや、日産の低価格ブランドとなるダットサンなどを筆頭に、新興国市場向け低価格車の販売を強化しているが、今回はルノーからも低価格な新型車「KWID」が登場した。

「KWID」は、昨年のニューデリー・オート・エキスポで発表された「KWIDコンセプト」を市販化したもの(といっても外観はずいぶん異なるが)。クロスオーバーSUVのダチア「ダスター」に似ているように思えるが、実際にはSUV風のスタイリングに仕立てられたAセグメントのハッチバックである。シボレー「スパーク」やフィアット「パンダ」、トヨタ「アイゴ」(欧州向けモデル)、スズキ「スプラッシュ」などに近いサイズだ。同じルノーでは「トゥインゴ」がこのセグメントのモデルだが、全長3,680mm × 全幅1,580mmのKWIDは、トゥインゴより90mm長く、60mm幅が狭い。小型クロスオーバーのジープ「レネゲード」やフィアット「500X」と比べると、KWIDの全長は500mm以上短い。つまり、非常に小さいクルマなのだ。

KWIDはSUV風の武骨な外観でアピールするだけでなく、背の高いトール・ボックス型としたことで、ルノーがクラストップと誇る広い室内空間も確保されている。また、低価格車でありながら、Bluetooth対応の7インチタッチパネルを搭載し、その周囲のセンターコンソールも、無塗装の樹脂製パネルではなく、ピアノブラック仕上げにクロームの枠が取り付けられている。

スペックなどの詳細についてはまだ発表されていないが、1リッターの直列3気筒エンジン以上のものは期待しない方がいいだろう。車内の画像からは、5速マニュアルのシフトレバーが確認できる。ダットサンでは旧式のコンポーネントを使い回すことが多いのに対し、KWIDにはルノーと日産が共同開発した「CMF-A」という新アーキテクチャが採用されている。これから登場するルノーや日産の新型車に、このCMF-Aは採用される予定だ。

ルノーは国際市場における販売を強化しているところで(欧州以外の販売台数比率は、2010年の37%から昨年は46%に増えている)、インド市場をターゲットとするKWIDは、開発も主にインドで行われた。コンポーネントの約98%はインド国内産であり、その約60%が生産工場のあるチェンナイで作られるという。発売は今年後半を予定しており、価格は30万~40万ルピー(約57万~約76万円)。ただし、ルノーはこのクルマについて「国際市場向け」としているので、今後はインド以外の国でも販売される模様だ(日本に導入される見込みは薄いだろうが)。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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