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ロールス・ロイスは昨年の夏、新型のコンバーチブルを開発中であると認めていたが、その名前が「ドーン(Dawn)」に決定した。

詳細についてはまだ公表されていないが、このドーンはファストバック・クーペ「レイス」のコンバーチブル・バージョンとして販売される可能性が高い。シリーズIIへ進化を遂げた「ゴースト」と「ゴースト・エクステンデッド・ホイールベース」、前述のレイス、そしてドーンが加わることで、同様にサルーンとそのエクステンデッド・ホイールベース、クーペ、コンバーチブル(正式にはドロップヘッド・クーペ)が揃う「ファントム」シリーズの下に位置する、"エントリー・モデル"(という言葉が相応しいかどうかは分からないが)のラインアップが完成することになる。

さて、英語で"夜明け"を意味するドーンという名前は、レイス(生霊)、ゴースト(幽霊)、ファントム(亡霊)といった他の車種名のような、超自然的な"聖霊"に因んだネーミングではない。プレスリリースでは「可能性」や「新たな1日を約束する」という意味を込めた名前だと説明されており、もちろん開け放たれたルーフから太陽の光が(文字通り)差し込むことにもなぞらえている。だが、それだけではなく、この命名は同社のコンバーチブルの歴史にも由来するものだ。

最初にドーンを名前に冠した「シルヴァー・ドーン」は1949~55年に761台が生産されたが、その中でも超高級なドロップヘッド・ボディを持つモデル(上の写真)が1950年から1954年の間にわずか28台のみ作られた。それまでロールス・ロイスのボディはコーチビルダーによって架装されるのが常だったが、このシルヴァー・ドーンのドロップヘッドは初めてロールス・ロイスが自社でボディワークを手掛けた記念すべきモデルなのだ。同社は新型ドーンにも幅広いカスタマイズのオプションを用意すると約束している。

このドーンは既にロサンゼルスで行われた販売店向けカンファレンスの場でお披露目されたというが、我々がこの目で実際に見られるまでには、来年の初頭まで待たなければならないようだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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