【ビデオ】ダッジ史上最速の公道走行可能なレースカー! 「ヴァイパー ACR」が復活
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ダッジ「ヴァイパー ACR」が帰って来た。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の発表によれば、この2016年型ACRはこれまでで最も強い毒を持つクサリヘビ、つまり史上最速の公道走行可能なヴァイパーであるという。

最初にお伝えしておきたいのは、エンジンが標準モデルの「ヴァイパー」と同じ8.4リッターV型10気筒で、最高出力も645hpのまま変わらないということだ。これは2014年型ヴァイパーより5hpアップしてはいるものの、スーパーチャージャー付きで最高出力650hpを発揮するシボレー「コルベット Z06」には5hp及ばない。なぜ、この機会にダッジが出力を引き上げなかったのかは不明だが、今や同じFCAの傘下となったイタリアのマラネッロの人たちから何か物言いがついたのかも知れない。

その代わり、ダッジはアグレッシブなエアロダイナミクスのパッケージに力を注いた。調整可能なカーボンファイバー製ツインエレメント・リアウイング、カーボンファイバー製リアディフューザー、取り外し可能なフロント・スプリッター・エクステンション、そして4つのカナードなどを揃えたエアロは、ヴァイパーの最高速度177mph(約285km/h)で走行時に1トン近くのダウンフォースを発生するという。フロント・タイヤを覆うボンネットには着脱可能な大型ルーバーも備えている。

"レース仕様"のサスペンションは、10段階の設定が可能なビルシュタイン製コイルオーバーショックを採用しており、車高も最大3インチ(約76mm)まで調整できる。ACR専用に開発されたクムホ社の「ECSTA V720」タイヤはフロントが295/25、リアは355/30。ホイールは前後とも19インチ。空力性能の向上などにより、高速コーナリング時にはレースカー並みの最大1.5Gを発生させるという。制動力もそれに見合うように、ブレンボ製のカーボンセラミック製ブレーキとフロント6ピストン、リア4ピストンのキャリパーを装備。軽量化のため、オーディオのスピーカーは3個に減らし、シートの電動機能も省略された。カーペットすら軽量素材の物に替えている。

おまけに、GTCモデルを対象に今年から開始されたカスタマイズ・プログラム「1 of 1」がACRにも適用されるという。つまり、このヴァイパーは最速なだけでなく、カスタマイズの自由度も最高レベルなのだ。ぜひ映像でその姿をご覧いただきたい。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。




By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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