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アストンマーティンと言えば、魅力的な自社デザインのクルマを作り出すことで知られている一方、専門のコーチビルダーが手掛けたモデルも少なくない。中でもザガートとは長い付き合いで、両社のコラボレーションによって誕生した数々のモデルは、気絶するほどの美しさで我々を魅了してきた。しかし今回は、別のコーチビルダーが描いたアストンをご紹介しよう。

「ヴェンジェンス(Vengeance)」と名付けられたこのモデルは、英国のカーン・デザインによる最新プロジェクト。同社は、ランドローバーをワイルドにカスタマイズすることで有名だが、実はアストンマーティンのクルマも手掛けている。アストンの「ヴァンテージ」「ヴァンキッシュ」「ヴィラージュ」という「V」を頭文字に持つ伝統的なネーミングを踏襲したこのヴェンジェンスは、「DB9」のシャシーを使用しているものの、ボディは大幅に造り替えられている。

上のデザイン画を見れば分かるように、バルジの膨らんだボンネット、スロットが入ったフロント・グリル、ワイドに拡げられたリア・フェンダーが特徴的で、ルーフと窓枠はポリッシュ加工が施されているという。前20インチ、後21インチのスタガード・ホイールは、ルーレットの回転盤から着想を得たデザインだそうで、そのリムはダイヤモンドカット加工、そしてセンターはボディ同色となっている。

カーン・デザインの創設者アフザル・カーン氏は、プレスリリース(英語)の中で次のように述べている。「このヴェンジェンスは、我が社のデザインとコーチビルドの高い技術を示すものです。25人以上の自社デザイナーは、自動車車体、時計、インテリア、商業スペース、アパレルにアクセサリーと、多岐にわたるプロダクト・デザインを手掛けています」

ヴェンジェンスは、限定台数が英国中央部ミッドランズ地方の工場で手作業によって製造され、個別の製造番号が入るという。価格、発売日などの詳細は未発表だが、カーン氏は「限定モデルのコーチビルドカーとしては、価格以上の極めて高い価値を持つでしょう」と述べているので、ひょっとしたら想像よりお手頃かも(?)。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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