アウディ、次世代「A4」に搭載する
エンジンの排気量を縮小する"ダウンサイジング"が、現在の自動車業界では大きな流れとなっている。目新しい手法ではないが、各メーカーはダウンサイジングによって燃費と排出ガスを抑えながら、ターボチャージャーや直噴といった技術を採用しているのだ。だが、アウディの最新エンジンは、その流れと異なるアプローチを取っている。

5月7~8日にオーストリアで開催されたウィーン・モーター・シンポジウムで、アウディは最新技術を用いた新型TFSIエンジンを初公開した。他社がエンジンの小型化に向かう中、同社は2.0リッターという切りのよい排気量を選び、燃料消費量を少なくするため吸気時間を短縮。これはどうやら、かつてマツダが「ミレーニア」で市販車に初めて採用したミラーサイクル・エンジンに、(スーパーチャージャーではなく)ターボチャージャーを搭載して、最新式にアップデートしたような感じだ。

アウディが"ライトサイジング(適正なサイジング)"と表現するこの4気筒エンジンは、最高出力190ps、最大トルクは1,450~4,400rpmの広範囲で32.6kgmを発生。燃費はNEDC値で5L/100km以下(20.0km/L以上)と発表されている。つまり、必要な時には十分なパワーを発揮し、そうでない時は低燃費で走行できるというわけだ。新型TFSIエンジンは、2015年末にまず次期型「A4」に搭載され、その後は他のモデルにも採用される予定。さらに詳しく知りたい方は、プレスリリース(英語)をどうぞ。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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