ピニンファリーナ、東南汽車の新型SUV「DX7」をデザイン
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ピニンファリーナといえば、フェラーリマセラティなどのデザインで知られているが、イタリアの高級スポーツカーだけを手掛けていたら(少なくとも現代では)生き残っていけない。というわけで、今年の上海モーターショーでは、中国の自動車メーカーである東南汽車のためにピニンファリーナがデザインした新型SUV「DX7」がお披露目された。

我々がこれまでに見てきた中国製のクロスオーバーと比べると、そのデザインは予想以上の素晴らしい出来だ。フロントエンドから伸びる力強いラインは、ダイナミックにスロープしたルーフラインにつながり、強調されたホイールアーチや、バランスの取れたプロポーション、細部に至るまで魅力的と言っていいだろう。インテリアも画像で見た限りでは、喜んで身を委ねたくなる。

技術的な仕様はほとんど明らかにされていないが、おそらく4気筒エンジンとオートマティック・トランスミッションによる4輪駆動だろうと思われる。プレスリリースによれば、スタビリティ・コントロール、ロールオーバー・プロテクション、パーキング・アシスト、エレクトリック・テールゲート、パノラミック・サンルーフなどが装備されているという。

ピニンファリーナが中国の自動車メーカーのデザインを手掛けたのは、今回が初めてではない。1990年代に北京オフィスを設立してから中国で事業を展開しており、2010年には上海にもオフィスを開設、奇瑞汽車(チェリー自動車)北京汽車工業(BAIC)華晨中国汽車などとコラボレーションしている。

最近の報道では、かつてフォルクスワーゲンイタルデザイン・ジウジアーロを買収し、フォードギアヴィニャーレを吸収したように、インドの自動車メーカー、マヒンドラがピニンファリーナを買収するのではないかと噂されている。将来的なオーナーシップの行方はさておき、ピニンファリーナは今後も東南汽車とのコラボレーションを続けていくと述べている。今回のようなデザインが続くのであれば、今後の両社によるコラボレーションにも期待できそうだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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