【ビデオ】ホンダ「FCV」、セルスタックの小型化と性能アップのカギは厚さ1mmのセル
ホンダが市販化に向けて開発を進めている水素燃料電池電気自動車「FCV CONCEPT」。4月21日〜23日に米デトロイトで開催された2015年SAEインターナショナルの国際会議で、その燃料電池スタック内の個々のセルがどれほど薄いかが明らかになった。

ホンダ米国現地法人のアメリカン・ホンダモーター社の燃料電池自動車マーケティング部門マネージャーを務めるスティーブ・エリス氏は、同車の燃料電池スタックが33%の小型化に成功しながら、出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/Lと従来比で約60%の向上を実現させたとAutoblog Greenに語った。だが、これは既に皆さんにもお伝えしている通り。我々が知りたいのは、ホンダがどのようにしてその改良を成し遂げたのかということだ。エリス氏によれば、燃料電池の厚さを薄くすることで小型化を実現したとのこと。燃料電池スタック内の個々のセルの厚さは、何とわずか1mmだという。

もう一つ、規模の大きい話もお伝えしよう。ホンダとカリフォルニア州(とその他の組織・団体)は水素供給のインフラ整備に力を入れていて、「こうして話している間にも水素ステーションは作られている」とエリス氏が語るように、この数カ月で3つの水素ステーションが新しくオープンしている。カリフォルニア州は、州内に100カ所の水素ステーションを設立するまで、毎年2,000万ドル(約23億円)の助成金を交付することを確約しており、ホンダも水素ステーションを設置する米FirstElement Fuel社へ投資している。

ホンダ FCVの航続距離は300マイル(約483km)以上(JC08モードでは700km以上)で、水素タンクの充填にかかる時間はわずか3~5分間。2016年3月までにまず日本で販売を開始した後、アメリカ、ヨーロッパへと展開していく。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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