マツダの新型「ロードスター」とプラットフォームを共有するフィアットの新型2シーター・スポーツカー「124スパイダー」は、11月17日に開幕するロサンゼルス・オートショーで発表されるだろうと、ベルギーの自動車情報サイト『Autofans.be』が伝えている

記事によれば、この情報は彼らが「アバルト 695 ビポスト」を南イタリアで試乗した際に、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の関係者から仕入れたという。

2012年、マツダと当時のフィアット・グループ・オートモービルズ(現FCA)が発表した協業プログラムによって、新型マツダ ロードスターのアーキテクチャをベースに開発されることが決まったフィアット・グループのスポーツカーは、当初はアルファ ロメオから発売が予定されていたが、後にイタリア側のブランド方針の転換によりフィアットおよびアバルトのバッジを付けることになり、「124スパイダー」という車名で発売されるということが、もはや公然の秘密となっている。

単なるOEMではなく、その内外装はマツダと異なる独自のデザインになると言われており、『Autofans.be』によればその最終決定がFCAの幹部から既に承認されたとのこと。エクステリアはマツダ ロードスターとまったく違ったものになるそうだが(噂では、よりレトロなイタリアン・テイストのものになるとか)、キャビンにはいくつかマツダと共通のパーツが見られるという。

パワートレインについての情報はほとんど聞こえて来ないが、フィアットやアルファ ロメオの現行各車に搭載されている1.4リッター「マルチエア」直列4気筒ターボを縦置きに改良して採用するのではないかと噂されている。遅れて登場する高性能なアバルト・バージョンでは、よりアグレッシブなエクステリアや強化された足回り、大径ブレーキとともに、200ps程度にチューンしたこのエンジンが与えられるという説もあるが...今のところ確証はない。また、一部では開発・生産に掛かるコストの点から、マツダ製パワートレインをそのまま使うのではないかという見方もあるようだ。

この新型フィアット 124スパイダーは、マツダ ロードスターと同じ広島のマツダ本社工場にて、今年中に生産が開始される予定。発売は2016年になる見込みだ。


By Hirokazu Kusakabe

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