【上海モーターショー2015】後席乗員のために助手席もなくしたボルボの「ラウンジ・コンソール」
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ボルボは最近、自分でステアリングを握るよりもお抱え運転手にお任せというような顧客を対象としたマーケティング戦略を強化している。ロングホイールベースの「S60L」や新モデル「XC90 エクセレンス」を発表したのに続き、今回の上海モーターショーでは、もう一歩踏み込んだ「ラウンジ・コンソール」という広々とした車内空間のコンセプトモデルを発表した。

このコンセプトカーは前述のXC90 エクセレンスをベースにしているのだが、3列目の座席を取り払ってリクライニングシート2席を配置した上に、さらに後席右側の乗員が足を前に伸ばせるように、助手席までもが取り除かれている。

助手席に替わって設置されたコンソールは、靴を脱いで足を置けるフットレストになるだけでなく、17インチのモニターを装備。このモニターを90度倒せば、ちょっとした仕事もできるテーブルとして使用することができ、その内部はアクセサリーやメイク用品などを収納できるトレイになっている。蓋の内側はお化粧直しに使える鏡張りだ。貴重品を入れておく鍵付き収納スペースも内蔵し、クッション張りのフットレストの下の空間は靴入れになっている。また、前に座席がない分、すっきりと前方が見通せるのも、空間演出に一役買っている。

XC90」の持つファミリーカーのイメージとは正反対のアプローチだが、子連れの移動を最優先と考えない富裕層の顧客に受け入れられることは間違いないだろう。特に中国(ボルボ・カーズを傘下に置く吉利(ジーリー)の本拠)では、一人っ子政策により家族構成が縮小しているのに加え、企業幹部といったビジネスパーソンは運転席より後部座席に腰を下ろす方を好む傾向があるようなので、需要が見込めそうだ。

さらに詳しい情報はプレスリリース(英語)をどうぞ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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