フェイスリフトされたレクサス「ES」が上海モーターショーでデビュー
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1989年に初代が登場したレクサス「ES」は、25年間で170万台以上販売されたミドルクラスの高級セダン。2012年に6代目にあたる現行モデルが発表された。日本ではかつてトヨタ「ウインダム」の名前で売られていたこともあったが、5代目以降はトヨタでもレクサスでも販売されていない。それでも世界的に見れば最も売れているレクサスのセダンであることは確かで、上海モーターショー 2015で発表された2016年モデルは「一歩進んだエレガンスと先進的なラグジュアリー」をコンセプトに、さらなる改良が施されたという。

一新されたフロントフェイシアでは、レクサスのトレードマークであるスピンドルグリルが強調されている。サテンクロームで全体が縁取られ、バンパーのクロスメンバー部分が隠されて上下が一体化された。その両側には、LEDプロジェクター・テクノロジーを搭載した新デザインのヘッドライトと、"矢じり"のようなL字型のデイタイムランニングライトを装備。三角形にデザインされた新しいフォグライトはシャープに尖ったモチーフと調和している。リアには、やはりL字をテーマとする新しいテールライトや、長方形になったクローム仕上げのエキゾースト・テールパイプが採用された。ボディ構造は剛性が強化されるとともに、防音素材の追加によって静粛性の向上が図られている。

エクステリアのカラーは今回、アンバー、ナイトフォールマイカ、キャビア、エミネントホワイトパールの4色が新たに加わり、計10色から選ぶことが出来る。新しい20本スポークのホイールは、ハイブリッド以外のモデルにオプションとして設定。一方、ハイブリッド・モデルは10本スポークのデザインとなる。インテリアにもより多くのカラーと素材が採用された。シートのカラーはフラクセン、パーチメント、ストラタスグレー、ブラックの4色から選択可能。トリムの種類は、イラストリアスピアノブラック、リニアダークモカウッド、縞杢(しまもく)装飾のエスプレッソバーズアイメープル、そして今回初めてマット仕上げのバンブーを取り揃えた。その他にも、新デザインのステアリングホイール、シートのエンボス加工、シフトレバーのレザーブーツ、そしてメーター・バネルの大型TFTディスプレイなど、様々な改良が加えられている。

米国仕様のパワートレインは従来と変わらず、3.5リッターV6と2.5リッター4気筒ハイブリッドだが、今回新たに、中国、ロシア、台湾向けには、中国の燃費規制にあわせ2.0リッター直噴4気筒エンジンを設定した。


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このESとともに、今回の上海モーターショーでは、クロスオーバー「RX」に2.0リッター直噴ターボ・エンジンと6速オートマチック・トランスミッションを搭載した「RX200t」もデビューしている。世界の一部の市場で販売されるというが、米国に導入される予定はないという。日本では2015年秋以降に発売される予定だ。正確なスペックは今のところ未公表だが、レクサスによれば「最高出力170kW(231ps)以上を目指す」という。ちなみに、クロスオーバー「NX」に同型のエンジンを搭載する「NX200t」は、最高出力238ps、最大トルク35.7kgmだ。さらに詳しく知りたい方は、プレスリリース(英語)をどうぞ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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