フォード「トーラス」はラグジュアリー・セダンを目指しているのかもしれないが、やはり"大衆向けの"ラグジュアリー・セダンという印象は否めない。しかし、フォードが現在開催中の上海モーターショーで発表した中国の上流階級向け新型モデルでは、また話は別のようだ。

この中国市場向けトーラスは、米国仕様よりも長く、より高級感あふれるセダンとなっている。ホイールベースは113インチ(2,870mm)から116インチ(2,950mm)へと延長され、後部座席の足元がより広く確保されている。運転手を抱えているオーナーに対して有効な改良だ。その後部座席は電動リクライニング付きで、オプションとして調節可能なランバーサポートやマッサージ機能も装備可能だ。中央のシートを折り畳むとアームレストになり、シートやエアコン、オーディオの操作ができるコントローラーパネルが現れる。パノラミック・サンルーフのフロント・パネルはリア・パネルの下ではなく上にスライドする設計にしたことによって、後部座席のヘッドルームも侵食されない。そのゆったりとしたキャビンは、はっきりと高級感が増すようにデザイン変更されたボディに覆われている。

パワートレインは、2.7リッター6気筒ツインターボ「エコブースト」エンジンを搭載。出力は明らかにされていないが、このエンジンを積んだフォード「エッジ」では315hp、「F-150」では325hp、「リンカーンMKX」では335hpを発揮している。

このバージョンのトーラスは当面、中国市場限定で販売される。生産はフォードモーターと長安汽車の合弁会社である長安フォードによって、中国の杭州市にある新工場で行われる予定だ。このフォードの新しい中国向けフラッグシップ・セダンの姿を、ぜひギャラリーでチェックして欲しい。さらに詳しい情報は、プレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】トーラスの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!