ベントレー、往年のレースにおける伝説に因んだ「ミュルザンヌ・スピード」の特別限定モデルを発表!
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ベントレーは往年のレースにおける功績をたたえ、「ミュルザンヌ・スピード」の特別限定モデル「ブルートレイン」を発表した。

この「ブルートレイン」という車名は、1920~30年代に行われていた汽車と自動車が競う「ブルートレイン・レース」に由来する。1930年に当時のベントレー会長であったウルフ・バーナート氏が同社の代表モデル「スピード・シックス」に乗り、「ブルートレイン・レース」で勝利してから85周年となることを記念して限定生産されるという。

バーナート氏がドライブするスピード・シックスは、フランスのカンヌからカレーまでの間で、高速で走る汽車「ル・トラン・ブルー」に勝利しただけではなく、汽車がイギリス海峡に着く前にロンドンまで到達していたという。レースでの勝利を機に、このスピード・シックスは「ブルートレイン・ベントレー」の異名で知れ渡るようになった。

その精神を受け継ぐモデルとして、わずか4台のミュルザンヌ・スピードがベントレーの特別注文を請け負うコーチビルディング部門「マリナー」に引き渡され、特別仕様にカスタマイズされる。外観はシンプルさを保ちつつ、限定仕様のホイールを装着し、深みのある暗めの色に抑えられた鋼色で塗られたボディには、往年のスピード・シックスから引用したというスクエア・メッシュのグリルが採用されている。

もちろん内装も特別仕様となっており、ドアパネルはバーナートのスピード・シックスと同様に、フルーティング加工が施され、ダッシュボードには熟練の職人によって"ブルートレイン"スピード・シックスが描かれている。また最初の1台として製作されるブルートレインには、内装の雰囲気に合わせて焼き目の入ったオーク材とキャメル色の革でできた特別注文のピクニック用バスケットが付くという。中には独Robbe and Berking社製の銀メッキが施されたナイフやフォーク、仏Haviland(アビランド)社製のリモージュ磁器の食器、英Linley社製のクリスタル・シャンパン・グラス、そしてスコットランドで編まれたアンゴラ100%のピクニックラグなどが収まるそうだ。これらを包むレザーには「Blue Train」の刺繍が施されているという。

ベントレーの欧州リージョナル・ディレクターであるロバート・エングストラー氏は「4台のみの限定エディションを製造するということは、汽車がカレーに到着する4分前にバーナートがロンドンのクラブに到達していたという偉業に由来する重大な意味を持つ。ブルートレイン独自の様々なデザインが、ベントレー史上最も輝かしい伝説のひとつを懐かしさと共に呼び起こしてくれる」と発表の中で語った。

今のところ、この「ブルートレイン」については、2枚のイメージ写真しか公開されていない。その内、実際の外観が分かる写真は1枚だけだ。しかしそれが美しいデザインであることは間違いないだろう。まずは、写真でその姿をご確認いただき、さらなる詳細はベントレーから公式発表されたプレスリリース(英語)をご覧いただこう。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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