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エイプリルフールはとっくに終わったが、まるでジョークのような話だ。MINIは4月20日より中国で開催される上海モーターショー 2015で、奇想天外なAR(拡張現実)システムのプロトタイプを披露する予定だという。米カリフォルニア州を拠点とする移動体通信分野の大手企業「クアルコム」と共同で開発したというメガネは、まるで「Google Glass」と第一次世界大戦で戦闘機のパイロットが着用していたゴーグルとを足して2で割ったようなスタイル。そのメガネを着けて運転席に座ると、まるでビデオゲームの世界にいるような体験が訪れる。

「Augmented Vision(視覚拡張装置)」と名付けられたこの技術は、最新型のヘッドアップディスプレイ(HUD)システムに類似する機能が備わっており、クルマの走行速度やナビゲーションデータを表示する。しかしHUDと異なるのは、情報を映し出すスクリーンがまさにドライバーの目の前、メガネのレンズであるということだ。これを掛けていると、目的地までの行き方を示す矢印が、実際の道路の上に浮かんで表示されて見えるなど、SFに登場するような機能も備えている。中でも特に魅力的なのが、ドアやピラーに隠れて見えないはずの車外の状況がメガネを通せば見えてしまうという「X-ray」と呼ばれる機能だろう。

プロトタイプということもあって、どの程度が近い未来に本当に実現可能で、どの部分が単なる空想で終わってしまうのかはわからない。ただ、皆がこんな馬鹿げたメガネを着けなくても良くなるような未来の技術に期待したい。

それでは、MINIが提案するクルマ社会の未来予想図を、下のビデオでチェックしてみよう。




By: Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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