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日産車にお乗りの方なら、毎日便利にお使いになっているかも知れない。クルマの真上から見ているかのような映像によって周囲の状況を知ることで、駐車を容易に行うための運転支援技術「アラウンドビューモニター(AVM)」技術が、海底探査ロボットに取り付けられ、深海調査に使われることになった。

これは内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラムの課題の1つで、民間企業の技術を用いて課題に革新をもたらそうというもの。日産のSUVやミニバンに搭載されているAVM技術を「次世代海洋資源調査技術」を構成する研究開発課題で実施する「遠隔操作無人探査機(ROV)による高効率海中作業システムの開発」に応用するため、日産自動車と国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、そして国内屈指のクローラーロボット開発メーカーのトピー工業株式会社は共同開発の契約を締結した。日産が立体的な映像処理機能を加えたAVM技術を提供し、それをトピー工業の遠隔操作無人探査機に取り付けて、JAMSTECが探査機を海底に送り込むことになっている。

日産の360度見渡せるカメラ技術を用いて、「海の神秘を解き明かしたい」というJAMSTECとトピー工業。確かに日産「ジューク」や「ローグ」をクルマが潰れてしまうような高圧の深海に送り込むより賢い方法だろう。

新たな発見に期待を寄せるとともに、この画期的な取り組みを称賛したい。とはいえ、未開の領域を探検するロボットに技術提供した自動車メーカーは、日産が初めてではない。2013年には、人類初のロボット宇宙飛行士となった「KIROBO(キロボ)」にトヨタの音声認識システムが採用され、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士の若田光一さんとコミュニケーション実験を行っている。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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