【レポート】キャデラック「XTS」は2019年以降廃止に?
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キャデラックのラインアップで最も重要な最上級大型セダンが、ニューヨーク国際オートショー2015で入れ替わることになった。2012年から発売されて来た「XTS」の上に位置する新たなフラッグシップとして、「CT6」が発表されたのだ。そうなると気になるのが、XTSの今後の展開だ。

最新の情報によると、XTS は2019年頃まで生産されるが、その後は生産終了となり、同車をベースとした多くのリムジンや霊柩車ともに姿を消すことになりそうだ。これはNYオートショーの開幕に先立ちキャデラックが非公開でCT6を先行デビューさせた際に、同社のヨハン・ダ・ネイシン社長が「XTSのようなクルマに後継車は不要だという結論に達した」というコメントを元に報道されたもの。

運転手付きリムジンのレンタル業界にとっては痛手となるだろう。というのも、リンカーンの「タウンカー」が2011年に生産終了した後、ストレッチリムジンといえば専らXTSが改造のベースに使われてきたからだ。GMに関するウェブサイト『GM Inside News』によるインタビューで、ダ・ネイシン氏は「今後、その手の改造に向いたモデルを生産する計画はなく、おそらくこの市場からは撤退することになるだろう」と語っている。

さらに同氏は、XTS以外のモデルについても言及している。ATSCTSの後継モデルは、現在の両モデルとは位置づけが変わるそうだ。ネイシン氏の言葉によれば、「次の時代にさしかかるにあたり、セダンのラインアップを見直し、ATSとCTSにおいても直接的な後継モデルは作らないことに決めた。したがって、市場から姿を消すクルマに新しい名前をつける必要はない」ということなのだとか。

ネイシン氏の発言とこれまでに入手した情報から判断すると、ATSの後継モデルはサイズを小さくして、アウディ「A3」メルセデス・ベンツ「CLA」に対抗させることになりそうだ。同様にCTSの後継モデルはサイズを若干小さくして新型「CT6」との差別化を図るだろう。ひょっとすると、現在の全てのモデルよりも上に位置する新たな大型のフラッグシップ・セダンが登場するかも知れない。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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