HONDA motorcycle

その5 国産編Ⅱ
夢が広がる冒険バイク Honda『CRF250 RALLY』& MotoGPマシン


続いて気になるのがHondaで参考出展されたコンセプトモデルの『CRF250 RALLY』。世界初公開となるコンセプトモデルの400cc2気筒エンジンを搭載した『BULLDOG』も、女性デザイナーが開発したということで気になる一台だが、それよりも、Hondaがワクワクするモデルを登場させたということで期待せずにはいられないのがCRF250 RALLYなのだ。

HONDA CRF250 RALLY HONDA CRF250 RALLY

アドベンチャーモデルというと大排気量のモデルが多く、女性にはなんとなく近寄りがたいイメージがあったのだが、これならイケるかも! と思わせてくれる親近感がある。それはベースがCRF250Lということもあるかもしれないが、なによりも、ダカールラリーに参戦している『CRF450 RALLY』のイメージを取り入れたその本格的なスタイリングに心を奪われる。しかも、これがラリーレプリカではあるが、ラリー出場を前提というよりも、地球のドコへでもでかけられる冒険するためのバイク、ストリートまでを意識したトレールバイクといっても過言ではないほどのモデルだというところにドキドキせずにはいられない。小排気量のアドベンチャーツーリングモデルが誕生したのだ。市販されるかどうかは反響しだい、ということだが是非販売して欲しい一台だ。

HONDA CRF250 RALLY

さらには、隣に展示されていたHRCのワークスマシン『CRF450 RALLY』のレーシングテクノロジーを反映したプロトタイプモデルの『True Adventure』もかなり気になる存在だ。アフリカツインの再来? 迷彩のカラーリングと泥まみれの演出が、冒険野郎の心に火を付けたこと間違い無しだ。

HONDA True Adventure HONDA True Adventure

『RC213V-S』にしろ『CRF250 RALLY』にしろ、レーサーレプリカであるにもかかわらず、公道走行も可能なモデルを登場させるHondaというメーカーの底力を感じずにはいられなかった。

HONDA RC213V-S

ロードモデルもオフモデルも250ccが注目を浴びている。70年代のバイクブームを彷彿とさせるようなニーハン祭り。日本の道路事情を考えると、250ccというのはちょうど良い排気量なのかもしれない。背伸びをせずに思いのままに操れる、さらには小回りが利くので緊張せずに気軽に乗ることができる。という安心感は何者にも変えられない。バイクに乗らされているのでは無く、きちんと操った気になれる、というのはバイクに乗っている時の気持ちよさに繋がる重要なファクター。しかも、ベテランにさえ物足りなさを感じさせないその特性はどれも本気度が高く、スタイリングも垢抜けてきている。ファーストバイクとして、セカンドバイクとしても、レース用ベースとして、もちろんメインバイクとしても見劣りしないその存在感に、幅広いライダーが満足することだろう。
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【番外編】
レース好きとして、見逃せないのが、各ブースに出展されていたMotoGPマシン。世界最高峰のバイクレースとして日本のメーカーが誇る最新のテクノロジーと技術が詰め込まれた至極のマシン。今シーズンからSUZUKI復活という嬉しいニュースもあり、東京モーターサイクルショーの開催と同時に、2015年シーズンが開幕し、第1戦のカタールグランプリでは、なんとYAMAHAのヴァレンティーノ・ロッシが優勝! YAMAHAのブースではそのVロッシが駆るMovistar Yamaha MotoGPチームのYZR-M1を展示。ツナギやヘルメットが一緒におかれたピットのような雰囲気はロッシファンにはたまらないものだったハズ。

YAMAHA YZR-M1 YAMAHA YZR-M1

そして、開幕戦では優勝候補を言われながらもスタートで失敗し、最後尾から怒濤の20台抜きを見せるも表彰台に手が届かなかったディフェンディングチャンピオン、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスが駆るRC213VをHondaでは展示。膝ではなく、肘擦りがトレードマーク!?ともなった、そのあり得ないバンク角をリアルに再現。別の場所では、貴重なRC213Vに跨がり、さもバンクしているかのように写真が撮れるブースも設置されており、大盛況となっていた。次戦アメリカズGPでは(決勝4月12日)、腕上がりの手術のために欠場するDペドロサの代役として、HRCのテストライダーである日本人の青山博一の参戦が決まっている。最高峰のレースを、日本メーカーのファクトリーチームで日本人が走る。是非応援したい。

HONDA Repsol Honda Team RC213V

そして、今シーズンから復活を果たしたSUZUKI。チーム名を「Team SUZUKI ECSTAR(エクスター)」とし、展示されたマシンは鋭い走りを見せる期待のルーキー、マーベリック・ビニャーレス(20歳!!)が駆るGSX-RR。開幕戦はもう一台を駆るAエスパルガロが11位、Mビニャーレスが14位と2台とも完走を果たしている。3年のブランクを経て復活を遂げた参戦に、待ちわびていた日本のSuzukiファンにとっても嬉しい日となったことに違いない。そんな東京のファンの目の前に始めてお披露目された​。大注目を浴びていた。

SUZUKI GSX-RR SUZUKI GSX-RR

Kawasakiの参戦もどこからか噂されるようになり、あくまでも噂という段階でしかないが、ようやく国内4メーカーが揃う日が近づいてきたかも? なんて期待に胸を膨らませずにはいられなかったのだ。

■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp
■ヤマハ発動機 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp
■スズキ 公式サイト
http://www.suzuki.co.jp
■カワサキモータースジャパン 公式サイト
https://www.kawasaki-motors.com/mc/